「スピード×質」を重視したご提案と、「迅速×密」な運用を実現する2名担当制が強みです

私たち株式会社イルグルムが提供する「アドフープ」は、広告主様と広告代理店様の最適な出会いをサポートする、Webマーケティング特化型マッチングサービスです。
本記事では、アドフープに加盟している広告代理店ご担当者様に登場いただき、企業としての強みや成功事例、理念、支援に向けた思いなどを語っていただきます。

今回は、株式会社株式会社ADrimの野口様にお話をうかがいました。

獲得を得意としながら、認知施策でも実績急増中

まずは、会社紹介をお願いします。

野口様：

私たちADrim（アドリム）は2016年春に設立した会社です。複数の事業領域がある中、コアになっているのがデジタルマーケティング事業。企画から運用まですべてお任せいただけるフルサービスを提供しています。
クライアント様の業界や支援手法などに特別な偏りはなく、これまでBtoC、BtoBで50種以上の業界でお手伝いをしてきました。案件の傾向からいえば、全体の約7割を占めるのが「獲得」目的のプロモーションで、最近は認知施策をお任せいただくケースも増えてきいます。成功事例が豊富な分野を挙げると、美容系（エステ、美容室）や医療系（クリニック）の来店促進、そして映画・ドラマ・アニメの認知向上施策があります。

ADrim様の特色はどういったところでしょうか。

野口様：

昨今、広告表現に関する規制は年々厳しくなっていますよね。特に獲得を中心とするプロモーションでは、規制にうまく対応できないと目標達成どころか広告運用に苦労することも少なくありません。
当社はアドソリューション事業でSaaS系サービスを展開しており、その中に医療広告ガイドライン・薬機法・景品表示法・に違反するような表現のチェック機能にすぐれた「AD JUDGE」があります。そのツールを活用したクリーンな広告制作が強みです。
また社内にコンプライアンスチームを有しているため、法令内での表現ルールを熟知したノウハウをもって、クライアント様のブランド維持まで意識した運用を行います。
単純に獲得に強いだけではなく、クリエイティブ内のさまざまな表現、打ち出し方についても安心してお任せいただけると自負しています。

薬機法、景表法を意識した広告制作を強みに上げている代理店は少ないので、まさにADrim様の強みですね。

課題に密着する「1案件2名体制」で、提案から実行まで質・スピードを確保

お客様とのお付き合いの中で大切にしているポイントを教えてください。

野口様：

クライアント様の事業課題にしっかり向き合い、提案から施策の実行まで質・スピードともに常にMAXで発揮することを大切にしています。
私たち広告代理店は、パッケージ的な商売ではなくクライアント様ごとに内容が異なるサービスを提供しています。それは企業ごとに悩みの内容や角度が違うためであり、たとえばクリニックだと展開規模によって課題の規模感が異なったり、美容医療だと施術によって広告の打ち方が変わったり……。これまで多くの企業様と接する中、1つとして同じ課題はないことを実感してきました。

そんなさまざまなニーズに応える上で大切なのが、事業課題への深い理解と、目標達成や課題解決に向けた具体的なご提案です。まず足もととして何を重視するのか、中長期的な目線で何を目指すのか。特に1社ごとに具体的な企画を練ることに関しては、社内一丸となって力を入れている部分です。

事業と課題にしっかり向き合ってくれるというのは、とても頼もしいですね。ただ、実作業としてはなかなか大変そうです。

野口様：

そうですね。本来、調査の時間を含めて時間のかかる工程です。しかし当社ではかなり短時間で実施しており、それを可能にしているのが「1案件2名担当制」です。
当社では基本的に、クライアント様と接するフロントと、Web施策の運用を同じスタッフが務めます。一般的には分業制といってフロントと運用のチームを分ける代理店が多いですが、当社では分けていません。
担当者2名のどちらもがフロントと運用を兼任することにより、提案から実行までの質・スピードを担保できていると自負しています。実際、ご提案の段階で応対速度とご提案内容に評価いただくことも多いです。

［事例紹介］SNS広告やアフィリエイト広告、横断的施策で美容クリニックの新規獲得数を約3倍に！

最近のマーケティング支援から、成功事例を1つご紹介ください。

野口様：

美容クリニックの新規獲得施策において、獲得件数ほぼ3倍、CPAも大幅ダウンを達成した事例をご紹介します。
別の代理店からのリプレイスで「新規獲得が伸びない」とのご相談。施策とレポートを拝見すると、当時、広告運用はリスティングに依存しており施策に偏りがある状況でした。
そこで当社からは網羅的な施策展開をご提案し、アフィリエイト広告、SNS広告（Meta広告、TikTok広告）を開始。特にアフィリエイト広告ではSEO媒体やAD媒体、インフルエンサーの活用などを実施し、多様なチャネルから集客を強化しました。
加えて、当社の広告表現チェックツール「AD JUDGE」を活用し、医療広告ガイドラインに遵守したクリーンなクリエイティブ制作を徹底。同時に、同じく当社の独自ツール「ADlocate」を導入して効果測定環境を整備し、ROAS改善を実現しました。

結果、前代理店とのパフォーマンス比較において、獲得件数は約200％増加、CPAは約35％ダウンを達成。平均ROAS800％をベースに運用を継続できており、「単純なCV効率ではなく“収益”となる施策展開ができている」と評価をいただきました。

ROASをベースにした俯瞰的な戦略設計、マーケティング支援を強化していきます

ADrim様はアドフープを長くご利用くださっています。継続の理由をお聞かせください。

野口様：

広告代理店のビジネスは、企業様に接触できるチャンスをどれだけ掴めるかがとても重要だと考えています。その点、アドフープは通常の営業活動では出会えない広告主様に出会える点に大きな魅力を感じており、加盟時から月に数件のご提案をコンスタントに行っています。
またこれまで、たとえエントリー時には受注に至らなくても、当社の存在や提案力を知っていただく機会としてアドフープが有用だと実感する機会がありました。最近は案件募集されている広告主様の業種や課題も広がってきていますし、今後もニーズが増えていくのだろうと期待しています。

最後に、ADrim様の今後の展望を教えてください。

野口様：

Web広告運用のノウハウを蓄積しきれてないなと感じる業界がいくつかありますので、当該業界のクライアント様の獲得に向けて力を入れていきたいです。特に動画広告の運用では、現在も運用金額自体は多くをお任せいただいておりますが、もっとメソッドを増やし、勝ち筋の解像度を上げていきたいです。

同時に、当社はデジタルマーケティング領域の包括的な支援サービスを提供してますが、まだまだ広告部分だけをお任せいただくケースが多いと感じています。
クライアント様の収益まで見据え、事業成長を後押しするには、Web広告の運用にとどまらない支援を強化していきたい。そのためにも、ROAS（広告の費用対効果）をベースに全体的な視点からの設計、支援に注力していきたいと考えています。

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Webマーケティング領域に特化したマッチングプラットフォーム「アドフープ」。連載企画「加盟パートナー事例」では、アドフープご加盟の広告代理店ご担当者様にご登場いただき、豊富な実績や強み、支援時に重要視するポイントなどをお話しいただきます。