SNS運用代行の費用相場は? 依頼先企業の探し方や料金別プラン例、おすすめ代行会社まで解説
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無名だった企業がSNSアカウント運用でバズり好感度の高い企業になったり。ユーザーとの地道なコミュニケーションでファンを増やしたり。近年、SNSアカウント運用をマーケティングの好成績に繋げる企業が増えている一方、炎上からイメージダウンを招いている企業も数多くあります。
いまや当たり前となりつつある企業のSNS運用ですが、個人のアカウントとは違い、コンセプトの立案から一貫した運営、方向性の改善など作業ボリュームは膨大です。継続するには時間・労力・ノウハウが必要なため、自社で運用するより代行会社に頼る企業も少なくありません。
この記事ではSNS運用代行について、代行会社に依頼できる作業内容や料金の相場、依頼先の選び方などを解説します。
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目次
SNS運用代行(SNSアカウント運用代行)とは
存在感を増すSNSマーケティング
LINEやInstagram、X(旧Twitter)にTikTok……。日常の連絡から情報収集、趣味の繋がりなど、いまやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は人々の生活に欠かせないものとなってきました。
それにともない、SNSでの発信は企業にとって有効なマーケティングの一手となりつつあります。SNSアカウント運用を通じて商品がヒットした企業、アカウント自体に多くのファンがつく企業など数多く存在し、SNS運用は、SNSマーケティングの中でも有名・無名にかかわらずファン創出、ブランディングを実現できる手法といえます。
SNSアカウント運用とSNS広告運用。効果の違いは?
SNSマーケティングの手法としては、アカウント運用ともう1つ、SNS広告の運用があります。SNS運用は自社アカウントでコツコツ投稿を重ねていくのに比べ、SNS広告は設定した期間・設定したターゲットに向けてPR広告を表示します。
使用目的として大きく分類するならば、SNS運用は長い目で見て成果を育てていく手法であり、SNS広告は短期で成果を上げるための手法といえます。何を目指すかにもよりますが、SNS運用とSNS広告はどちらがより優れているといったものではなく、用途に応じて併用していくことでより高い効果が期待できます。
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SNSアカウント運用代行、費用相場はどれくらい?
運用代行サービスのプランは、おおよそ3段階
SNS運用は、社内リソースで運用している企業もあれば、外注している企業もあります。これから始めるにあたって運用ノウハウがない場合、運用代行会社への依頼を検討される方も多いのではないでしょうか。
上の表は、SNSアカウントの運用代行サービスの大まかな料金相場です。アカウントの規模や作業内容によっても異なりますが、ツイートの作成・投稿といった基本的な作業のみであれば、数万円から依頼が可能。作業内容が多岐にわたるほど費用が高くなります。
では次に、任せられる作業内容について、各項目を深堀りしてみましょう。
SNS運用代行で依頼できる主な作業内容
戦略設計
KGI/KPIの設計→施策の立案
SNSアカウント運用は、業種や商材、目的によって活用方法が異なります。SNS運用における課題を共有し、ターゲット設定から適切なKGI/KPIの設計、施策のプランニングを行います。
運用コンセプトの設定
自社におけるSNSアカウントの役割や運用目的から、発信内容の方針、トーン&マナー、各種ガイドラインなどを設定します。
アカウントの運用
コンテンツ企画・作成・投稿
投稿用の原稿を作成し、適切なタイミングで投稿する作業です。SNSによってテキスト・写真・動画の規格が異なるため、内容によってはクリエイティブ制作も準備(依頼)する必要があります。
コメント管理
投稿にリアクションがあった場合の返信や、自社商材のハッシュタグが付いた投稿に対する「いいね」などの反応、フォローが必要なメッセージへの対応などが挙げられます。どういった対応をするかはあらかじめ方針を決めておき、代行会社は方針に沿ってコメントの確認や返信を行うことになります。
レポート作成など
レポート作成
施策の実行状況やKPI実績など、アカウント運用の結果をまとめた定期的なレポートを作成する作業です。
定例ミーティング
レポートデータを分析して共有し、PDCAサイクルを回すために定例ミーティングを実施します。
その他の作業
広告運用・インフルエンサー活用
アカウント運用に連動して、Web広告運用やインフルエンサーマーケティングを展開できる代行会社もあります。
初期費用(10~50万円ほど)を設定している代行会社も
上記の費用に加え、課題のヒアリングや市場分析、アカウントの開設などに初期費用を設定している会社もあります。
作業内容や料金は会社ごとに異なるので、見積もり時に忘れず確認しましょう。
SNS運用代行を依頼するメリット・留意点
SNS運用を外注した場合のメリット
より早い成果を期待できる
依頼する最大のメリットが、媒体・業界に精通した専門家のスキルに頼れること。プロは「どうすれば成果が出るか」という勝ちパターンを知っているため、より早い課題解決が期待できます。
本来のコア業務に集中できる
「SNSアカウントなんて、PRを投稿すればいいんでしょ」と思ったら大間違い。成果を出すには戦略立案から日々の投稿内容の検討、フォロワーとのコミュニケーション、レポートデータの活用など非常に煩雑な作業を求められます。そして運用を継続していく上では、結果の分析から改善、運用してまた分析……と地道な作業がマスト。運用を外部委託すれば、社員はよりコアな業務に専念できます。
定期的な投稿ができる
SNS運用で大事なのは、継続的にユーザーの目にふれること。たまにしか投稿しないようなSNSアカウントは、すぐに忘れられてしまいます。自社運用しようと思うなら、専任スタッフを配置しなくては定期的な投稿は難しくなるでしょう。こまめな投稿やユーザーとのコミュニケーションなどを考えていて、かつ自社リソースを確保することが難しい場合、外部の専門家に頼ることをおすすめします。
炎上リスクを下げられる
SNSを利用する上で、誰しもに付きまとうのが炎上のリスク。これまでもアカウント運用で成功を収める企業がある一方、炎上からイメージダウンを招いている企業も数多くあります。その点、代行会社は炎上の予防策やいざという時の対応方法を熟知しており、対応マニュアルの整備やコメントの監視を任せられます。
SNS運用を外注する際の留意点
運用コストがかかる(費用、コミュニケーション)
SNS運用代行を依頼するには、先にお伝えしたように費用が発生します。外注を続けるならランニングコストとして、常に予算を確保しておく必要があります。また実務を外注するからとはいえ、SNSアカウントの運用には運用担当者と企業側の密な連携が欠かせません。SNS運用を有意義なものにするのは、リアルタイム性の高い情報の共有です。時間や労力といったコミュニケーションコストが必要になることも、事前に確認しておきましょう。
社内にノウハウが蓄積されない
運用代行の大きなメリットが、専門スキルを持つプロに頼れるところです。反面、任せきりにすると社内にノウハウが蓄積しにくい点は留意しておきましょう。依頼先によってはインハウス化(自社運用化)をゴールとした支援を得意としているところもあります。もし「いずれは自社で」と考える場合は、依頼先を選ぶ必要があります。
戦略的運用には運用代行会社へのアウトソーシングを
主要SNSはいずれもアカウントの開設自体は簡単です。ですが、運用を始めてすぐにフォロワーや友だちユーザーが増えるわけではありません。SNSごとのユーザー傾向やトレンドをつかみ、マーケティング戦略を投稿内容やタイミングに反映し、レポートデータから改善を重ねて……とPDCAを回せることが理想ですが、「自社で運用を開始したものの、イマイチうまくいかない」とお悩みの企業が多いのが現実です。
社内で専任者をつけられない場合、運用代行会社へのアウトソーシングを検討してみてはいかがでしょうか。社内リソースをコア業務にあてれば、SNS運用を軌道に乗せながら商品・サービスの向上も同時に実現できるでしょう。
SNS運用代行で、成果に繋がる外注先を探すためのポイント3つ
SNS運用のアウトソーシング先を探す際に重要なポイントをお伝えします。
POINT①得意領域・得意なSNSが希望にマッチするか
ひとくちにSNS運用代行といっても、得意とするフェーズ(集客、認知拡大、ブランディングなど)や、対応可能なSNSは各社で違いがあります。たとえばLINEアカウント運用に特化した会社、複数SNSの同時運用が得意な会社などさまざまですので、注力したいSNSが得意なところを選びましょう。
また、SNS運用とWeb広告運用をまとめて任せたいといった希望がある場合は、対応可能な会社を探す必要があります。
POINT②同業界でのSNS運用実績があるか
SNSマーケティングは、SNSの仕組みやトレンドに詳しければそれでよいわけではありません。あなたの会社と同じ業界・業種で成功実績のある企業を選びましょう。
SNS運用の知見に加え、業界ならではの事情を加味した上で効果的な提案が期待できます。
事業理解も深く、目標により早く到達できる可能性が期待できるでしょう。
POINT③料金設定・見積もりは明確か
ザックリではなく、作業内容ごとの詳細な見積もり、明確な料金設定がなされているかを入念にチェックしましょう。
あいまいな部分があると、ついででお願いしたつもりが有料オプションだった、必須ではない要望が反映されたために予算オーバーになった……など、思わぬトラブルの元になります。基本料金とオプション料金の区分をハッキリさせておくことをお忘れなく。
SNS運用代行に強い! おすすめ会社を[厳選6社]ご紹介
私たちイルグルムが提供するWebマーケティング領域に特化したマッチングプラットフォーム「アドフープ」に加盟するSNS運用代行会社の中でも、SNSアカウント運用代行に強い企業を厳選6社ご紹介します!
株式会社ギブリー
株式会社ギブリーの強み・特徴
「すべての人が物心豊かな社会を実現する」をビジョンに掲げ、各種DXサービスを通じ、実務に寄り添うソリューションを幅広く提供している企業です。
中でもマーケティングデータ利活用のプラットフォーム「DECA(デカ)」を用いたSNS運用代行では実績があり、支援事業社数は1,500超。特にLINE特化型「DECA for LINE」では、柔軟なカスタマイズ開発とプロフェッショナルチームによるサポートで、企業様のLINE活用における課題・不安をずばり解決します。
株式会社sizebook(サイズブック)
株式会社sizebook(サイズブック)の強み・特徴
精緻な分析に基づく戦略立案を得意とし、マーケティング上流からROAS・LTV改善まで広い支援を行うデジタルマーケティング企業です。
SNS運用代行では、アカウントのコンセプト設計や投稿企画、分析といった一般的な運用支援だけでなく、インフルエンサーやWeb広告、外部メディアとの提携施策までご提案可能。横断的なプロモーションで外部からのアプローチを含めることで、短期間でも目に見える成果を狙います。
PixPot株式会社(ピクスポット)
PixPot株式会社(ピクスポット)の強み・特徴
戦略的な企画・推進を得意とする、デジタル領域に特化したコンサルティングファームです。
中長期的な伴走型支援を強みとしており、クリエイティブからマーケティング施策まで一気通貫でご提供。SNS運用では企業認知施策、自社採用施策の選択肢として特にX・FaceBookの運用に注力しており、アカウントの運用代行から内製化に向けた体制構築まで幅広くサポートします。クライアント様の業界や製品・サービスの特徴を踏まえた施策で、運用方針・投稿ルールの策定からテーマ選定、アカウントの分析までPDCAの全てを任せられます。
株式会社ピー・アール・シー
株式会社ピー・アール・シーの強み・特徴
総合プロモーションによるマーケティングを中心に、よりプラスになるインパクトのある施策を展開。さまざまな媒体社や制作会社、フリーランスとのリレーションシップを強みに、多彩な実績を持つ創業50年超の総合広告代理店です。
インフルエンサーを起用するマーケティング企画や、人気モデル・女優を起用したページ(雑誌広告/Web広告)づくり、またイベント出店によるタッチポイントの創出が得意。提携企業が複数あり、SNSの運用代行やSNS広告の案件でも成果を上げています。
株式会社Piece to Peace(ピーストゥピース)
株式会社Piece to Peace(ピーストゥピース)の強み・特徴
最短1週間で業務委託の即戦力をアサイン。個人が企業と業務委託契約を結び、成果にコミットして働く「プロ契約」のエージェントサービス「キャリーミー」を運営する事業会社です。
約1万人のプロ人材が集結するキャリーミーを活用すれば、Web広告運用にSNS運用、SEO対策、ECなどさまざまな課題で成果を実現。マーケティングの全体設計、戦略から各施策の実務の運用まで依頼が可能です。
「株式会社Piece to Peace(ピーストゥピース)」の詳細をみる
株式会社トレファクテクノロジーズ
株式会社トレファクテクノロジーズの強み・特徴
全国に240店舗以上のリユースショップを展開する株式会社トレジャー・ファクトリーの子会社。リユースショップの成功事例をもとに、マーケティングとシステム開発の両面からクライアント様の事業成長を支援するテックカンパニーです。
SNS運用代行事業では特にLINE運用に強みを持ち、戦略設計から運用、個別のシステム開発による拡張機能の実装など幅広くご提案。アカウント運用のみにとどまらず、クリエイティブ制作やLINE広告、会員証などのミニアプリ開発も任せられます。
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SNS運用代行会社のマッチングサービス「アドフープ」
SNS運用代行の依頼先を探すときには、候補を複数挙げて比較検討することが大切です。
しかし比較検討するためには、各社の情報を集め、問い合わせをして、提案を受けて……とそれなりの労力を要します。自社にぴったりのパートナーを探そうとしても「候補がたくさんあって選べない」なんてことも。
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