インスタ広告を検索結果(発見タブ)に表示させるには? 手順やメリット・効果を高めるコツも解説

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Instagram(インスタグラム)という人気のプラットフォームの中でも、多くの利用者の興味や関心を引きつけるおすすめコンテンツが表示される検索結果(発見タブ)。
この検索結果に広告を配信すると、設定次第で潜在層や顕在層に効果的にリーチすることができます。
ただし、成果を出すには知識とノウハウが必要。
マーケティング初心者の方も検索結果への出稿のイロハが分かるよう、検索結果の仕組みから広告表示の基本的な手順、出稿のメリット・注意点をご説明します。
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目次
Instagramの検索結果(発見タブ)の仕組み

Instagramの検索結果とは、アプリの検索画面=虫メガネアイコンをタップすると現れる画面のこと。ユーザーがまだフォローしていないアカウントに出会う場所で「発見タブ」とも呼ばれています。
検索結果で任意のキーワードを入力すると関連する投稿やリール、アカウント、ハッシュタグなどが表示される仕組で、何も入力しなくても、ユーザーのフォロー対象や「いいね」の履歴データなどのアクション履歴から興味関心に基づきパーソナライズされたコンテンツが表示されます。
そんな検索結果ですが、日本では2023年3月より広告が掲載できるようになりました。ユーザーが検索バーに検索キーワードを入力すると、検索結果に広告と一般投稿が混ざって表示されます。
おすすめの一般投稿に混じって写真や動画広告を表示できるので、広告感を抑えつつ自然なかたちでのリーチが可能。また、検索結果を開くユーザーは新しいものを積極的に発見しようとしていると考えられることから、適切なターゲティングとクリエイティブ制作を行うことでコンバージョン数の最大化を狙えます。
検索結果(発見タブ)にインスタ広告を表示させる手順

インスタ広告を検索結果に出稿する手順を2種類解説します。Meta広告のAIシステムに最適化を任せる「自動配置」と、細かく設定が可能な「手動配置」をご紹介するので、それぞれの特徴を確認して適した方法を選んでください。
- 自動配置|Advantage+ 配置を選択する
- 手動配置|検索結果を配信先として指定する
自動配置|Advantage+ 配置を選択する
「Advantage+」はAIが広告の設定を自動で最適化してくれる機能で、Meta社の広告自動化ツールセット「Meta Advantage」に含まれています。以前は「自動配置」という名称でした。
自動配置という旧称が示すとおり、Advantage+はInstagram側が広告にとって最適な配信面(検索結果を含む)を判断して自動で配置してくれる機能です。そのため予算を最大限に活用しながら広告のインプレッションを拡大し、露出を増やせる点が大きなメリット。簡単に設定できるので、広告出稿が初めての場合や設定に不慣れな方におすすめです。
設定方法は、広告セットの詳細を入力する際に「配置」項目で「Advantage+ 配置(自動配置)」を選択すれば完了です。
手動配置|検索結果を配信先として指定する
広告の配信面を検索結果に絞り込みたい場合は、手動による配信設定がおすすめです。手動設定なら入札予算やターゲットまで細かく調整が可能。「Advantage+ 配置」で反応が悪い場合にも、手動配置を活用した検証を検討してみるのもよいでしょう。
手動配置の設定方法は、広告セットの詳細を入力する際に「配置」項目で「手動配置」を選択。配置オプションのリストから「Instagram」を選び、「Instagram検索結果」をオンにします。
インスタ広告を検索結果(発見タブ)に表示させるメリット

広告配信できる画面が複数存在するインスタ広告ですが、中でも検索結果に広告を表示させるメリットとは何でしょうか? それは大きく3つあります。
- ①リーチ力が高く多くのユーザーに届けられる
- ②潜在層に向けた認知度施策に強い
- ③興味関心が高い層にアプローチできる
Instagramの検索結果は、ユーザーの関心度が高い話題のうちまだ出会っていないコンテンツがどんどん表示される場所。ゆえに、ターゲティング設定がマッチすれば、強力な広報ツールとなるのです。それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
メリット①リーチ力が高く多くのユーザーに届けられる
日本におけるInstagramのアクティブユーザー数は、Meta社の発信内容から2023年12月時点で6,600万人以上いると言われています。インスタ広告を出すメリットは、まさにこの膨大なユーザーへのアプローチの可能性にこそあります。
ターゲティング設定や配信設定、入札価格など戦略を立てつつ効果的な広告配信を行えば、検索結果を開く多くのユーザー層に情報を届けることが可能。優れた費用対効果で広告パフォーマンスを高め、認知度アップやエンゲージメント向上、売り上げ倍増につなげることができます。
メリット②潜在層に向けた認知度施策に強い
検索結果に配信される広告は、ユーザーが自ら検索したときに表示されます。そのためまたさりげなく広告が目に入ることとなり、広告感を抑えつつ忌避感なく受け入れられることが期待できます。
またこれにより企業やブランドを自然に認知し、ブランドイメージを高められる可能性もアップ。企業やブランドの存在をまだ認知していないユーザーも興味関心を持ってくれる可能性が高まる点は大きなメリットです。
より多くのユーザーへのアプローチや、潜在層に向けた認知度アップ施策を実施する際には、広告配信の目的を「認知度」や「リーチ」に設定することで、より多くの人に広告が表示されるように最適化できます。
メリット③興味関心が高い層へのアプローチも可能
株式会社ファンくるの調査によると、Instagramの利用目的としてユーザーからの回答が最も多いのは「情報収集」でした。(※)
積極的に情報を求めているユーザーは、検索機能を利用する頻度が高いと予想できます。ここから、検索結果への広告表示は興味関心が高い顕在層へのアプローチ手段としても有効な可能性が非常に高いと考えられるのです。
※ ファンくる(株式会社ROI)調べ
Instagramの検索結果(発見タブ)で広告効果を高めるコツ

限りある広告予算、最大限効果的に活用したいですよね。適切なターゲット・適切なタイミング・適切なアプローチを実現すれば、無駄な広告費を削減して少額予算内でも高い費用対効果が得られます。
ここでは、インスタ広告の効果を高めるコツを3つお伝えします。
- 目的とターゲット層を明確に設定する
- ユーザーの目を惹く広告を作成する
- 複数のターゲティングをテストする
それぞれの実践方法について、詳しく見ていきましょう。
目的とターゲット層を明確に設定する
広告運用で重要なのは、届けたいユーザーに届けたい情報がきちんと届くこと。関心の強いユーザーに届くほど、当然ながらクリック率やコンバージョン率は上がります。
そこでまずは広告の目的を確認しましょう。
配信目的はクリエイティブにも影響しますし、配信設定では認知度アップ/トラフィック増大/リード獲得などから「広告の目的(キャンペーンの目的)」を選択する必要があります。
広告の目的を確認したら、続いてターゲット層を具体的な人物像に落とし込みペルソナを設定しましょう。ペルソナがあるとユーザー行動に基づいた配信面の選定や広告クリエイティブの方向性が定まりやすくなり、ターゲティングの精度も向上します。
ターゲットの心に響けば「いいね!」やフォローといったエンゲージメントの向上にもつながり、効果的なWeb広告となるでしょう。
ユーザーの目を惹く広告を作成する
Instagramは画像などのビジュアルが重視される傾向にあります。そのため広告制作の際には品質(画質などの美しさ)だけでなく、ターゲットにインパクトを与えるクリエイティブをとなるよう意識しましょう。
具体的な工夫の一例を挙げると
- 静止画広告:訴求すべき商品特長を端的に表すテキストを入れる
- 動画広告:冒頭のインパクトを意識し、共感を呼ぶ内容を表現する
- カルーセル広告:ストーリーや流れをつくり次のカードへのスワイプを促す
……といった手法があります。
クリエイティブのパターンをいくつか用意し、リンク先のコンテンツとの整合性も考慮しながら測定データを分析・比較検証してブラッシュアップしていくことも大切です。
複数のターゲティングでテストする
…より効果の高い広告を配信していくには、A/Bテスト機能を活用することが重要です。中でもユーザーの反応を把握するためには、ターゲティングを代えたA/Bテストの実施がおすすめ。性別・年齢・興味関心など、各カテゴリの設定が異なる複数の広告セットを作って検証しましょう。
ただし設定をいきなり大幅に変えると、ユーザー反応が著しく下がるリスクがあるのでご注意を。
リーチ力の高いターゲティングを見極めることができれば、同じ広告費を投入しても獲得できるコンバージョンが増えていきます。
インスタ広告を検索結果(発見タブ)に表示させる際の注意点
検索結果はユーザーへのアピール力に優れた配信面です。ただ、検索結果に限らずインスタ広告での出稿を開始するにあたって留意しておきたいことがあります。それが次の2点です。
- 拡散力が弱く広告効果が広がりにくい
- 効果的な運用には知識やノウハウが重要
どういうことか、それぞれについて解説します。

拡散力が弱く広告効果が広がりにくい
Instagramには、X(旧Twitter)の「リポスト」やFacebookの「シェア」といったSNS内で拡散するための機能がありません。そのため、広告を表示したユーザー以外へのアプローチが他のSNS広告に比べて実現しにくく、拡散力には限界があるといえます。
このデメリットをカバーするには、正確なターゲティングで届けたいユーザーに着実に広告を表示させることが重要です。
効果的な運用には知識やノウハウが重要
インスタ広告は少額からでもスタートしやすいWeb広告ですが、効果的に運用するとなるとそう簡単ではありません。細かなルールや設定によって成果が大きく変わったり、業種ごとの成功メソッドが存在したりと一朝一夕の知識では難しく、たとえば広告クリエイティブの適切なフォーマットや解像度、遷移先アドレスの規約・設定など専門知識がないと成果が期待できない場合もあります。
もし社内にノウハウやリソースがない場合、外部の支援なしにインハウス運用の体制をイチからつくっていくのは時間もコストもかかります。
「インスタ広告を始めたいけれど、適した人材がいない」という会社の方は、代理店に広告運用代行を依頼するのも一つの方法です。広告運用の実務面を代理店に任せれば、成果への近道となるだけでなく、社員が本業に集中できるので余力を他の仕事に回すこともできます。
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検索結果をはじめインスタ広告の運用効果を上げるには、ポイントを押さえた運用と戦略のこまめなブラッシュアップが欠かせません。
- 「インスタ広告に興味があるけれど、運用ノウハウがない」
- 「動画広告を出したいが、上手にできるイメージがわかない」
- 「手続きが煩雑そうだが、人的リソースがない」
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