インスタ(Instagram)広告の画像サイズとは? フォーマット別に推奨サイズを解説【2025年最新】

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企業がSNS広告を運用する際には、アカウントの整備やフォーマットごとの仕様確認が必須です。中でもInstagramで出稿できる広告にはさまざまなフォーマットがあり、作成すべきファイルサイズやアスペクト比、形式もさまざま。商品やサービスをユーザーに効果的にアピールするには、画像や動画など最適なかたちで広告を制作する必要があります。
そこで今回は、インスタ広告で重要な画像・動画のサイズについて一挙解説。
この記事を読めば、広告別の入稿規定や、アスペクト比ごとの推奨サイズ、インスタ広告を成功させるコツがわかります。
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目次
インスタ(Instagram)広告のフォーマット別画像サイズの特徴
Instagramで掲載できる広告は、フォーマットごとに使用できる画像サイズやファイル形式が異なります。それぞれの広告の種類に応じて、使用に適したシーンや特徴とあわせ、準備すべきクリエイティブ素材の仕様を解説します。

画像広告
画像広告の特徴
1枚の画像のみ、または1枚の画像+テキストで構成するシンプルな広告です。
商品の認知度アップや、ブランディング・サービスへの関心を高めるために効果的。そのシンプルさから、メッセージが明確に伝わりやすい特徴があり、すっきりした画像、少なめのテキストで作成するのがおすすめです。
クリエイティブのサイズ・入稿規定
- 推奨アスペクト比は1:1(正方形)、または4:5(縦型)
- 最小解像度は500×500ピクセル以上
- 最大ファイルサイズは30MB
- 対応ファイル形式はJPG、またはPNG
- メインテキストは125文字以内、見出しは40文字以内
- 最大ハッシュタグ数は30個まで
動画広告
動画広告の特徴
静止画と比べ圧倒的に情報量の多い動的なビジュアルで、ユーザーの興味を惹きつけることができる動画広告。商品やサービスの魅力を効果的に伝達することで、ブランドリフトや購入意欲のアップなどクリック率の向上が期待できます。
クリエイティブのサイズ・入稿規定
- 推奨アスペクト比は4:5(縦型)
- 最小解像度は500×500ピクセル以上
- 動画の長さは最大60分
- ファイル形式はMP4、MOV、またはGIFV
- ファイルサイズは最大4GB
- メインテキストは125文字以内
- 音声と字幕の併用が推奨されている
リール広告
リール広告の特徴
スマートフォン向けのフルスクリーン広告。
没入感の高い動画による効果的な訴求でユーザーエンゲージメントを促進します。トレンドに乗ってチャレンジ企画などを取り入れるとさらに効果的です。
クリエイティブのサイズ・入稿規定
- 推奨アスペクト比は9:16(フルスクリーン縦型)
- 最小解像度は500×888ピクセル以上
- 動画の長さは最大15分
- ファイル形式はMP4、またはMOV
- メインテキストは72文字以内
- 音声と字幕の併用が推奨されている
ストーリーズ広告
ストーリーズ広告の特徴
ストーリーズを視聴する間に表示される静止画、または動画形式の広告。
ハッシュタグや@メンション、商品タグなど最大5個のスタンプを使用することができ、ユーザーの購買意欲を喚起します。リンクスタンプ機能を活用すれば、誘導したいリンク先を簡単に案内することが可能。短期間のプロモーションや限定オファーに適した形式です。
クリエイティブのサイズ・入稿規定
- 推奨アスペクト比は9:16(フルスクリーン縦型)
- 解像度は最低1080×1080ピクセル以上
- 最大ファイルサイズは画像で30MB、動画で4GB
- 動画の長さは1秒~60分
カルーセル広告
カルーセル広告の特徴
カタログ形式で複数の商品やサービスを紹介できるカルーセル広告。
最大10枚の画像や動画をスライド形式で表示できます。商品のメリットをさまざまな視点でアピールしたり、複数の商品を見せたり、また使い方を詳しく説明したりといった使い方に向いています。
クリエイティブのサイズ・入稿規定
- 推奨アスペクト比は1:1(正方形)
- 最低解像度は1080×1080ピクセル以上
- メインテキストは125文字以内
- 各カードに個別のリンクを設定可能
発見タブ広告
発見タブ広告の特徴
ユーザーが発見タブを視聴する際に表示される画像、または動画形式の広告。
メリットは、非フォロワー(フォロワー以外のユーザー)にもリーチ可能な点です。ユーザーの興味関心に基づきパーソナライズされた上で表示されるので、見込み度の高いユーザーへのブランド認知拡大に最適です。
メインテキストは文字量少なめに、シンプルに伝えるのが効果的にアピールするコツ。
クリエイティブのサイズ・入稿規定
- 推奨アスペクト比は9:16(フルスクリーン縦型)、1:1(正方形)、または4:5(縦型)
- 解像度は最低1080×1080ピクセル以上
- 最大ファイルサイズは画像で30MB、動画で4GB
- メインテキストは125文字以内
コレクション広告
コレクション広告の特徴
カタログ形式で商品を多角的に紹介できる広告。
フォーマットは、メインの大きい画像または動画1つに、小さい複数枚の画像を組み合わせて表示する方式です。たくさんの商品を一気に広告配信したいとき、特に高い価値を発揮する広告フォーマット。
インスタントエクスペリエンス(モバイル向けの没入型フルスクリーンフォーマット)を利用すれば、より詳細な商品情報を提供できます。
クリエイティブのサイズ・入稿規定
- アスペクト比は1.91:1(横長)から1:1(正方形)
- 解像度は最低1080×1080ピクセル以上
- 最大ファイルサイズは画像で30MB、動画で4GB
- 商品詳細ページへのリンクを設定可能
- メインビジュアルに加え、フィードでは3点、ストーリーズでは2点の商品画像を表示可能
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[アスペクト比別]インスタ(Instagram)広告で覚えておくべき画像サイズ
インスタ広告を制作する際に覚えておきたい画像サイズを、アスペクト比別で解説します。
アスペクト比 1:1(正方形)

(最小600px × 500pxから最大1936px × 1936pxまで対応)
Instagramのフィード広告やカルーセル広告で、最も一般的に使用されるサイズ。正方形クリエイティブはユーザーの目に留まりやすく、商品をクローズアップして見せたいときやロゴの表示に適しています。
一方、ストーリーズやリールなどのフォーマットには適さない場合もあるので注意が必要です。
アスペクト比 1.91:1(横長)

(最小600px × 315pxから最大1936px × 1936pxまで対応)
フィード広告や発見タブ広告など、視野が広がる印象を与える横長のフォーマット。広い景色や横に並べた商品を見せるのに適した形として、旅行業界や小売業界で特に活用されています。
FacebookやGoogle広告などでも規定されているサイズで、他プラットフォームに流用しやすい点がメリット。
アスペクト比 4:5(縦長)

(最小600px × 750pxから最大1936px × 1936pxまで対応)
フィード広告や動画広告で推奨されている縦長フォーマット。スクリーンの占有率が高く、注目度が上がりやすいという特徴があります。
ポートレート写真やファッションアイテムの紹介など、ビジュアル訴求を重視したいときにぴったり。さらに、4:5の縦長フォーマットは、他フォーマットと比べてCTA(Call To Action=行動喚起)の推移率が高いといわれています。
アスペクト比 9:16(縦長)

(最小600px × 1067pxから最大1936px × 1936pxまで対応)
ストーリーズ広告やリール広告で使用される、スマホのフルスクリーンに対応したサイズ。この縦長フォーマットは視覚的インパクトを最大化し、購入促進やブランド認知に効果を発揮します。
スマホファーストのデザインとしてユーザー体験を重視する広告におすすめ。
インスタ(Instagram)広告で重要な「セーフゾーン」について

Instagramで投稿する際、たとえば画面上部のプロフィールアイコン、下部や両側のアクションボタンなど、画面レイアウトの仕様上どうしても画像や動画に重なる形で配置される要素があります。
インスタ広告におけるセーフゾーンとは、こういった要素にかぶらないエリアのこと。
クリエイティブを制作する場合、重要なクリエイティブ要素(テキスト、ロゴ、商品名など)をセーフゾーン内に収めることで、伝えたいことがより伝わる広告となります。
下に「セーフゾーン外」の範囲を記載しましたので、クリエイティブを制作する場合はぜひご参考に。
セーフゾーン外の具体的な範囲
- リール広告の場合
動画の最上部から約14%(250px)、最下部から約35%、両側の約6% - ストーリーズ広告の場合
画像の最上部から約14%(250px)、最下部から約20%(340px)
インスタ(Instagram)広告の画像サイズ、4つの注意点

インスタ広告のクリエイティブ制作において、サイズ関係で特に注意したいのは次の4つです。
注意点①推奨サイズを確認する
広告クリエイティブが推奨サイズに合っていない場合、画像が正しく表示されず、画像が見切れる/重要な要素が表示領域外になってしまうといった可能性があります。適切なサイズや比率を確認し、必要に応じてデザインを調整することで、視認性を向上させましょう。
注意点②適切な解像度で制作する
Instagramはビジュアル重視のプラットフォームです。
商品やサービスを魅力的に伝えられるよう、画像や動画の解像度にこだわりましょう。
解像度が低すぎるとぼやけて品質が低下し、せっかくつくった広告でもかえってマイナスな印象を与えてしまうことに。かといって解像度が高すぎると、容量が大きくなってInstagram側によって自動圧縮され画質が低下することもあります。
推奨解像度、または対応解像度内で最適化して制作しましょう。
注意点③複数投稿ではサイズ・アスペクト比を統一する
1つの投稿に複数の画像や動画を掲載する場合、特に気を付けたいのがサイズとアスペクト比です。
Instagramでは、1枚目に表示される画像の縦横比がその後のコンテンツにも適用されます。そのため、サイズがバラバラだと表示の際に自動加工されてしまい、意図しない見せ方となってしまいます。
視覚的な一貫性はブランドイメージの向上にも重要なポイントですし、自動加工された結果、重要な情報が伝わらなくなることもあり得るので、複数のクリエイティブを採用するときには注意しましょう。
注意点④Meta広告のガイドラインを遵守する
基本的なことですが、Meta社が規定するインスタ広告のガイドラインを確認の上で制作しましょう。
もとよりガイドラインに従わない広告は掲載許可が降りないようになっていますが、意外と見落としている項目があるかも知れません。たとえば、ユーザーの誤解を招きやすい表現や、「それっぽい見た目」で機能を持たないデザイン(再生ボタン風の疑似デザインなど)は禁止されています。
広告制作においては、Metaビジネスヘルプセンターの規定を今一度確認しましょう。
⇒ Meta広告規定について | Metaビジネスヘルプセンター
インスタ(Instagram)広告を成功させる3つのポイント

インスタ広告を成功させるコツ、クリエイティブ制作のポイントをご紹介します。
POINT①ターゲットを明確化する
広告の効果を最大化するために必要なのが、ターゲットを明確にすること。
インスタ広告のターゲティング機能は精度が高く、きちんと設定すれば狙ったユーザー層に情報を届けることができます。まずは具体的なペルソナ設定を行うことから始め、より高い成果を狙いましょう。
POINT②セーフゾーンに重要な情報を入れない
画面上で情報が重なっていたり、視覚的にごちゃついていたりすると、途端にユーザーの興味は削がれてしまいます。上でもお伝えした「インスタ広告におけるセーフゾーン」を参考に、情報がクリアに伝わるクリエイティブを制作しましょう。
具体的には、広告の上部や下部に重要な情報を配置するのは避け、視認性を確保するために重要な情報は画面の中心部分に配置します。視覚的に伝わりやすいレイアウトで、ユーザーの目を引く工夫を。
POINT③広告感をなるべく抑える
どれだけ商品やサービスの魅力を詰め込んでも、広告感が強い投稿ではユーザーからネガティブな反応がかえってくる可能性が高まります。
広告クリエイティブを制作する上での重要ミッションは、自社商品やサービスを目立たせつつ、広告としての存在感を薄めること。目指すべきは、ユーザーの興味を引きつける自然なコンテンツです。一般的な投稿に自然となじむようなデザインを検討しましょう。
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