クリック率(CTR)改善でリスティング広告をもっと効果的に。おすすめ運用代行会社もご紹介します
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リスティング広告を運用するうえでクリック率(CTR)は重要な指標の1つ。まずは広告がクリックされなければ、ユーザーをランディングベージ(LP)やWebサイトへ誘導することはもちろん、コンバージョンを獲得することができません。
もし今、リスティング広告のCTRの低さにお悩みならこの記事をご覧ください。CTRの基本から業界別のリスティング広告のCTR目安、成果を改善するためにぜひ実施すべき方法まで詳しく解説。
プロに外注することをご検討中の方に向けて、リスティング広告運用で実績豊富なおすすめ代理店[厳選3社]もご紹介します。
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目次
クリック率(CTR)とは:広告の表示回数に対しクリックされた割合のこと
クリック率(CTR)とは
クリック率とは「Click Through Rate」の略で、広告が表示された回数のうちユーザーにクリックされた割合のことです。CTRは、広告がクリックされた数を、広告が表示された数で割ることで算出できます。
CVRの計算式
CVR=CV数÷訪問数(広告のクリック数)×100
たとえばあるリスティング広告が1,000回表示され、クリック数が100だった場合、CTRは10%となります。
クリック率(CTR)の重要性について
CTRは、その広告がユーザーの興味・関心をどれだけ引きつけられたかを示す重要な要素。CTRが高ければ表示した広告がターゲットユーザーに響いていることが確認できますし、低い場合はターゲットのニーズにマッチしていないことが判ります。
また、CTRが高い=ターゲットにマッチしている=広告の品質が高いということで、CTRの改善はWebサイト・LPへの訪問者アップのみならず、リスティング広告を出稿した際のオークションでの評価(品質スコア)の向上にも関わります。広告効果を計るうえで重要な指標の1つなのです。
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[業界別]リスティング広告におけるクリック率(CTR)の目安
クリック率(CTR)はどれくらいを目指す? 業界平均値をチェック
CTRが重要な指標だといっても「どの程度の数値が目標として適切か」は、業種や業態、事業フェーズによって異なりますが、業界ごとに目安にできそうなデータがあるのでご紹介します。アメリカのWeb広告業界でメジャーなWordStream社が2023年度に調査したCTRのデータを見てみましょう。業界ごとの平均CTRは以下のとおりです。
- アパレル/ファッション&ジュエリー……11.78%
- 美容・パーソナルケア……6.87%
- 不動産……9.09%
- 人材(キャリアと就職)……6.67%
- 金融・保険……6.18%
- BtoB(ビジネスサービス)……5.11%
同じ業界でも、CTRは業種や商品・サービスなどさまざまな要素によって変動しますので、上記の数値はあくまで参考程度に留めてください。
参照サイト:https://www.wordstream.com/blog/ws/2023/05/15/google-ads-benchmarks
指名 or 一般? 検索キーワードでクリック率(CTR)は変わる
CTRは、業種や商材だけでなく、検索キーワードによっても変わります。リスティング広告のキーワードは、社名やブランド名、商品名など固有名詞で検索する「指名キーワード」と、特定の企業やサービスを示さない「一般キーワード」に分類することができます。
たとえば「広告運用代行 アドフープ」はサービス名を指定して検索しているので指名キーワード、「広告運用代行 依頼先探し」は特定の企業やサービスを思い浮かべているわけではないため一般キーワードにあたります。
指名キーワードはサービスや会社の認知度に依存するため、検索ボリュームは小さいながらもCTRは高い傾向にあります。一方で一般キーワードは、競合先や類似サービスを含む検索結果となる可能性が高いので検索ボリュームは大きく、ただしCTRは低くなる傾向にあります。
クリック率(CTR)を改善する2大メリット
コンバージョン数(CV)が増える
一般的に、リスティング広告を出す目的は、広告をクリックしたユーザーをLPやWebサイトに誘導することです。
コンバージョンを獲得するのは遷移先のLPやサイトの役割ですが、まずはユーザーをそのページに導かなくては、商品・サービスの魅力を伝えることすらできません。リスティング広告は見込み顧客にアプローチする大切なファーストステップであり、CTRを改善することでコンバージョン獲得数の増大が期待できます。
広告の品質スコアが向上する
リスティング広告が掲載されるか否か、また表示順位がどうなるかは、オークション形式の競争で決まります。その際、決め手となるのは入札価格だけではありません。推定クリック率(推定CTR)や検索キーワードとの関連性、LPの利便性など、複数の要素から広告を評価する品質スコアというものが付与され、その品質スコアを基準にした広告ランク(オークションランク)が加味されて掲載が決定する仕組みです。
品質スコアが高ければ、入札単価を抑えながらの運用も可能になります。
広告パフォーマンスを高める! クリック率(CTR)改善方法
CTRを上げるために取り組むべき方法について、優先度の高いもの、効果が出やすいものをまとめました。
ユーザーのニーズを広告文に反映する
CTRに大きな影響を与えるのは広告文です。ユーザーの興味をひく言葉を選んでいるか、インパクトのある文章になっているか、今一度検討しましょう。
特に大切なのが、広告文をユーザーニーズに合わせることです。そのために大いに有効なのが、検索キーワードやユーザー属性を広告文に含むこと。たとえば「○○したい30代女性におすすめ」や「○○にお悩みのパパ必見」といった広告文は、ユーザーの検索意図にマッチすることをストレートに訴求でき、CTR向上が期待できます。
他社との差別化ポイントやなど、独自の魅力が広告文に反映されているかもしっかり検証しましょう。
また、「○○月までがお得」「今だけの限定」など、限定感を出すのも効果的です。カウントダウン機能を活用すれば「キャンペーン終了まで○日」といった具体的な数字でアプローチできます。
A/Bテストを繰り返し実施する
A/Bテストを活用して、よりCTRの高い文言を選りすぐっていきましょう。タイトルコピー、説明文それぞれを複数考案し、たとえば「リーズナブルなニュアンスを含む広告文」と「ブランドのこだわりを感じさせる広告文」など、異なるパターンのリスティング広告を同時出稿して、効果を比較検証します。
リスティング広告では、広告文のわずかな違いがCTRに大きく影響することもあります。そのため、A/Bテストは単発で終わらせるのではなく繰り返し実施することが大事。よりユーザー反応が良い広告をつくっていくことができます。
掲載順位を向上させる
画面に広告が掲載されても、表示順位が低いとアピール力が相対的に弱くなってしまうことに。ただ掲載するのではなく、掲載順位を着実に上げることで、広告の視認性や訴求力を高めることができます。
そのためには、先にお伝えした品質スコアをアップさせることと、入札単価を上げることが必要です。
広告表示オプションを活用する
広告表示オプションとは、基本的な広告文とは別にWebサイトURLや追加テキスト、会社の電話番号などを掲載できる機能のこと。画面専有面積を上げることで広告の視認性を高め、ユーザーに対して情報の充実度をアピールすることができます。
広告表示オプションは必須の設定ではないため、利用していないリスティング広告も多くあります。上手に活用すればCTR向上に大きく役立ってくれるでしょう。
やり方が分からない? 分析・改善に困ったらプロへの外注もご検討を
今回ご紹介した以外でも、CTR改善のために確認・改善すべきポイントはたくさんあります。また先にお伝えしたように、最終的な成果につなげるには改善・検証を繰り返す必要があり、なかなか容易ではありません。
クリック率の改善に困ったら、プロに相談・依頼することを検討してみてはいかがでしょうか。
アドフープおすすめ! リスティング広告の運用に強い広告代理店3社
私たちイルグルムが提供するWebマーケティング領域に特化したマッチングプラットフォーム「アドフープ」に加盟する広告代理店(代理店一覧掲載中)の中でも、特にリスティング広告の運用代行に強い企業を【厳選3社】ご紹介します。
トゥモローマーケティング株式会社
トゥモローマーケティング株式会社の強み・特徴
顧客理解・コンサルティング・実務支援の3つの軸からお客様の集客課題解決に貢献するマーケティング総合支援会社です。広告運用だけでなくLP分析・改善、バナー制作など広告周りで必要なことは通常サービス内で全て網羅。広告、SEO、サイト改善など幅広い施策の伴走支援とナレッジにより、リード数と質の向上、マーケティングリソース不足の解消、ナレッジの蓄積による内製化支援という価値を提供します。Webマーケティングの総合支援をしている企業ならではの手厚いサポートで、クライアント様それぞれの成果最大化に向けた独自策を提供します。
株式会社sizebook(サイズブック)
株式会社sizebook(サイズブック)の強み・特徴
顧客との契約継続率は3年連続で95%以上を推移。CPA(顧客獲得単価)だけを追うのではなく、ROAS(広告の費用対効果)とLTV(顧客生涯価値)を重要視した広告運用を行うデジタルマーケティング企業です。精緻な分析に基づく戦略立案も得意とし、マーケティング上流からROAS・LTV改善まで広い支援が可能。クライアント様の最終目標である「利益拡大」にコミットします。
「株式会社sizebook(サイズブック)」の企業詳細をみる
ブルースクレイ・ジャパン株式会社
ブルースクレイ・ジャパン株式会社の強み・特徴
Webマーケティングで全米No.1の実績を持つBruce Clay Inc.の日本支社。SEOやインターネット広告を利用した集客周りの改善を得意とし、Web収益の改善を中心に置いた戦略設計に定評があります。集客からコンバージョンまで一貫したサービスを取り扱っていることで、顧客の幅広い悩みに対応できるのが強み。広告運用、クリエイティブ、SEOコンサルタントなどの部分最適化サービスから、全体最適化をサポートするコンサルティングサービスまで相談可能です。
まだまだ他にも!リスティング広告運用で実績のある会社
今回ご紹介した以外にも、アドフープにはリスティング広告の運用代行を手がける代理店やデジタルマーケティング支援企業が多数加盟中。下記のリンクから一覧でご覧いただけます。
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ご登録前でもチェックできる「広告代理店一覧」
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どういった代理店が加盟しているのか、ご興味があれば一度ご覧ください。
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