LINE広告運用に必要な費用相場って? 課金形式や入札単価、月の予算など一挙解説します

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国内で屈指のユーザー数を誇るSNSアプリ「LINE」。LINE広告をマーケティングに活用すれば、さまざまなターゲット層にアプローチすることができます。
今回はLINE広告の運用にかかる費用の相場や課金形式、入札方法や成果を上げるコツなどを一挙解説。さらに、LINEヤフー株式会社から「認定パートナー」として認定実績のあるおすすめ広告代理店もご紹介します。
「LINE広告ってどうやって始めればいいか分からない」「インハウスでは成果が頭打ち」とお悩みの場合、広告代理店への外注を検討されてみてはいかがでしょうか。
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目次
LINE広告の特徴・メリット

LINE広告は、SNSアプリ「LINE」の画面やLINEの提携サイトに広告を配信できるプラットフォームです。予算を自由に設定できる運用型広告で、少額からでもスタートすることが可能。さらにWeb広告の中でもLINE広告ならではのメリットがあります。
特徴・メリット①アプリの利用ユーザーが多い
LINE広告の最大の特徴であり、同時に最大のメリットと言えるのが、アプリを利用するユーザーの多さです。
LINEは日本最大級のユーザー数を誇るコミュニケーションアプリであり、月間アクティブユーザー数は約9,700万人※。これは日本人口の約78%にあたり、年齢・性別を問わず幅広く利用されています。LINE広告では、その膨大な利用者の中から設定したターゲット層へリーチすることができるのです。さらに毎日LINEを使うユーザーの割合が約86%となっており、「アクティブ率の高さ」もLINEの特長です。
※ 参考:LINEヤフー for Business
特徴・メリット②ターゲティング・配信機能が優秀
Web広告を運用する上で欠かせないのがターゲティング。LINE広告では、豊富なターゲティング方法が用意されていることも大きな特徴です。
性別や年齢といった要素からみなし属性を作成して精度の高い設定ができるほか、過去にCVしたユーザーの類似オーディエンスの設定で効率的な配信が可能に。また認証済のLINE公式アカウントがあれば、LINE広告の配信を通じ、友だち数を低コストで増やすことも可能です。
特徴・メリット③広告の配信面が多い
LINE広告ではLINEアプリ内、またはさまざまなLINE関連サービス・提携メディアへの出稿が可能です。
たとえば、アプリで最も表示回数の多いトーク一覧画面の上部、アプリ内のニュースページ、動画コンテンツが表示されるLINE VOOMはもちろん、その他LINEが提供するブログや電子コミック配信アプリでの広告掲載など多彩な配信先が用意されています。この種類の豊富さもLINE広告の魅力の一つです。
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LINE広告運用に必要な予算感と課金形式別と費用相場

少額運用もOK。ただし成果を出すなら予算はひと月30万円~
LINE広告の出稿費用は、すべて広告主が自由に設定できます。
最低出稿額といった縛りもないため、月額予算が数万円からのスモールスタートを切ることも可能。始めやすいという点では大きなメリットですが、やはりある程度の費用をかける方が成果が出やすいといわれていて、LINEヤフー公式を見ると、配信目的や商材・業種にもよるものの「目安として月30万円での出稿を3ヵ月以上続けることで、配信効果が安定して得られるようになるでしょう」と説いています。その理由として、少額予算だと、配信の最適化を進める機械学習に必要なデータが蓄積されにくい点を挙げています。
※ 参考:LINEヤフー for Business
課金形式別で見るLINE広告の費用相場
LINE広告では3種類の課金形式があります。課金の種類とそれぞれの費用相場を見ていきましょう。
クリック課金型/CPC[費用相場:1クリックあたり24~200円]
広告の表示回数を問わず、ユーザーが広告をクリックした回数に応じて広告費用が発生する課金形式です。クリックを多く獲得したい場合におすすめ。
費用相場は、クリック1回あたり24~200円程度。
インプレッション課金型/CPM[費用相場:1,000回の表示あたり400~1,000円]
広告が表示された回数分だけ費用が発生する課金形式です。CPMとは「Cost Per Mille」の略で、1,000回(=Mille)表示ごとの単価でオークションが行われます。より多くの人に見てもらいたい場合におすすめ。
費用相場は、1,000回の表示あたり400~1,000円程度です。
友だち追加 課金型/CPF[費用相場:友だち1人あたり100~400円]
LINE広告の「友だち追加」は課金形式が2種類あり、「友だち追加ごとに課金」または「インプレッション課金」のどちらかを任意で選択できます。
そのうち「友だち追加ごとに課金」を選んだ場合、費用相場は友だち1人あたり100~400円。友だちを獲得した分だけ費用が発生する成果報酬型なので、費用対効果が高くなりやすい点がメリットです。
費用相場は、友だち1人あたり100~400円です。
※ 参考:LINEヤフー for Business
掲載されるまでの仕組みと2つの入札方法

LINE広告が掲載されるまで
LINE広告は運用型広告で、ユーザーの画面に広告が掲載されるには、その都度発生するオークションで広告掲載枠を勝ち取る必要があります。
たとえば、あるユーザーがLINEアプリを立ち上げトークリストを開いたとき。
トークリスト上部に用意されている広告枠への広告掲載についてオークションが発生。
さまざまな広告主があらかじめ設定していた入札価格などの条件をもとにオークションが進み、勝利者となる広告主が決定。その広告がユーザーの画面に表示される……といった具合です。
入札方法「自動入札」と「手動入札」
LINE広告での入札方法は「自動入札」と「手動入札」の2種類があります。
自動入札
自動入札は機械学習を利用した入札方法。
あらかじめ決めておいた入札単価や予算内で最適な配信効果が得られるよう、システムが入札額を自動調整してくれます。
目標達成に向けて自動で調整→入札→配信→学習して調整……と配信精度が徐々に高まるので、効率よく成果拡大を狙うことができます。
自動入札では、以下のような3タイプの入札戦略が用意されています。
目的に合わせて選ぶことで、最適な入札単価に調整されていきます。
- イベント単価の上限設定
- イベント単価の目標を設定
- 単価の上限なしで1日の予算消化の最大化
手動入札
手動入札は、担当者が入札額を必要に応じて調整する入札方法です。
手動で調整するため詳しい知識と工数にかける労力が必要ですが、たとえばオークションに必ず勝ちたい場合や配信量を確保する必要がある場合は、あえて入札単価を高く設定したりするシーンで有効な手段となります。
費用対効果を高める方法

LINE広告の効果を最大化するためにできることを簡潔にまとめました。「思ったような成果が出せない」というときのご参考に。
ターゲット設定を見直す
成果が上がらないのは、ターゲティング設定と実際のターゲットユーザーがかけ離れているせいかもしれません。
LINE広告には、次の4種類のターゲティング機能があります。適切なターゲットに広告が届くよう、ターゲティング設定を見直しましょう。
- オーディエンスセグメント配信
年齢や性別といった属性、趣味嗜好に関する興味・関心などを細かく指定できる - オーディエンス配信
「LP閲覧履歴がある」「初回購入したユーザー」など、ユーザーデータからオーディエンス(広告の配信対象グループ)をつくる - 類似配信
自社の顧客やCV完了ユーザーなど、ベースとなるオーディエンスに近いユーザーに対して広告配信が可能 - 自動ターゲティング
1クリックで配信ターゲットを最適化できる簡易設定。
年齢、性別、地域、OSといった条件を設定すれば、広告クリックやCVなど期待するアクションの見込みが高いユーザーで自動でオーディエンスを作成する
自動入札を利用する
手動入力で出稿を続けている場合、落札相場を見誤り、不必要に高い予算設定をしている可能性があります。いちど自動入札を利用してみましょう。
自動入札では機械学習を使用し、過去の配信結果に基づいて入札の最適化が行われます。落札結果からある程度の相場を把握できれば、のちの出稿予算も検討しやすくなります。
広告代理店に運用を依頼する
LINE広告の運用自体はインハウス(自社運用)でも可能ですが、より早く、より大きな成果を狙うならプロに任せるのがおすすめ。
なぜなら、LINE広告で成功するにはトレンドやクリエイティブの見せ方、ターゲット設定などさまざまなポイントを押さえ、PDCAを回して広告を最適化していく必要があります。
現状としてLINE広告の知識がない、社内に人材がいないといった場合、勝ちパターンにたどり着くまでにはたいそうな時間と労力がかかるでしょう。
代理店に外注すると、運用手数料こそかかりますが、長い目で見ると結果的にコスト削減できるケースも少なくありません。特に、LINEヤフー株式会社から実績を認められ「LINE認定パートナー」の認定を受けた代理店なら、最新の知見に基づいた施策の提案が期待できます。
LINE広告の運用代行に強い! おすすめ広告代理店[厳選5社]ご紹介
私たちイルグルムが提供するWebマーケティング領域に特化したマッチングプラットフォーム「アドフープ」に加盟する広告代理店(代理店一覧掲載中)の中でも、特にLINE広告の運用代行に強い企業を厳選5社ご紹介します。
いずれも、LINEヤフー株式会社が定める「LINEヤフー Partner Program」において、認定パートナーの称号を取得した実績のある企業です。
株式会社sizebook(サイズブック)

株式会社sizebook(サイズブック)の強み・特徴
顧客との契約継続率は3年連続で95%以上を推移。CPA(顧客獲得単価)だけを追うのではなく、ROAS(広告の費用対効果)とLTV(顧客生涯価値)を重要視した広告運用を行うデジタルマーケティング企業です。
精緻な分析に基づく戦略立案も得意とし、マーケティング上流からROAS・LTV改善まで広い支援が可能。クライアント様の最終目標である「利益拡大」にコミットします。
「株式会社sizebook(サイズブック)」の企業詳細をみる
株式会社Five(ファイブ)

株式会社Five(ファイブ)の強み・特徴
少額から始められる、柔軟なプラン設計とスピーディな対応力が魅力の広告代理店です。
「はじめてWeb広告を始める」「スピード重視で始めたい」「LPやバナー制作もまとめてプロに任せたい」といった企業や新規事業担当者に最適です。
大手広告代理店出身メンバーと制作会社出身メンバーで立ち上げた会社という背景もあり、広告運用からLP・バナー制作までをワンストップで提供しています。
やりとりもスピーディかつ丁寧で、施策の立ち上げから改善提案までスムーズに進められます。
得意業種は店舗集客(エステ・ジム)、エンタメ集客(音楽フェス・Bリーグ・イベント)、BtoB集客(リード獲得・ウェビナー集客)、インバウンド集客(水族館・観光施設)を中心にLP制作や広告運用の実績が多数あります。
ROASやCPAといった指標にもこだわる運用スタイルで、立ち上げ期から本格成長フェーズまで、長く伴走できるパートナーです。
ブルースクレイ・ジャパン株式会社

ブルースクレイ・ジャパン株式会社の強み・特徴
Webマーケティングで全米No.1の実績を持つBruce Clay Inc.の日本支社。インターネット広告やSEOを利用した集客周りの改善を得意とし、Web収益の改善を中心に置いた戦略設計に定評があります。集客からコンバージョンまで一貫したサービスを取り扱っていることで、顧客の幅広い悩みに対応できるのが強み。広告運用、クリエイティブ、SEOコンサルタントなどの部分最適化サービスから、全体最適化をサポートするコンサルティングサービスまで相談可能です。
リンクシェア・ジャパン株式会社

リンクシェア・ジャパン株式会社の強み・特徴
楽天グループのデジタルマーケティング事業(楽天マーケティングジャパン/リンクシェア・ジャパン)として、国内大手EC・金融系企業との取引実績が豊富。楽天ならではのデータを活用した広告配信の提供が特徴です。特に世界中のオープンデータを分析した「Rakuten SQREEM」は、ソーシャルメディア広告のCVR、CPAを改善する独自手法として注目を集めています。海外AIテクノロジー企業との国内独占販売契約による独自サービスも魅力。アフィリエイト広告、リスティング広告、インフルエンサーマーケティングでは成果報酬型サービスも提供中です。
ソウルドアウト株式会社

ソウルドアウト株式会社の強み・特徴
中小・ベンチャー企業の成長をデジタル×マーケティングで支援。Web広告はもとよりリサーチ業務からLP・バナー制作、SEO施策までトータルに任せられる代理店です。サービスだけでなく、広告実績の詳細データをデイリーで確認できる独自データベースも広告主様から好評。TwitterやFacebook、LINEといったSNS広告の配信では、導入から運用までを専任コンサルタントが完全サポート。またWeb広告の主要メディアから多くの実績を獲得しています。
まだまだ他にも! SNS広告運用で実績のある会社
今回ご紹介した以外にも、アドフープにはSNS広告の運用代行を手がける代理店やデジタルマーケティング支援企業が多数加盟中。
下記のリンクから一覧でご覧いただけます。
たくさんあって選べない? アドフープなら相性の良い広告代理店が見つかります

広告主と広告代理店のマッチングサービス「アドフープ」
LINE広告などSNS広告の依頼先を探すときには、候補を複数挙げて比較検討することが大切です。
しかし比較検討するためには、制作会社や代理店の情報を集め、問い合わせをして、各社から提案を受けて……とそれなりの労力を要します。自社にぴったりのパートナーを探そうとしても「候補がたくさんあって選べない」なんてことも。
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ご登録前でもチェックできる「広告代理店一覧」
登録しなくてもご覧いただける加盟代理店の一覧では、各社の会社情報や成功事例、広告媒体からの認定・表彰実績を掲載しています。
気になる代理店があれば、お気軽に弊社までお問い合わせください。
会社情報や実績、得意分野などが確認できる代理店一覧はこちら
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