動画広告運用の成功事例4選。広告代理店のプロの手腕から学ぶ運用のコツも解説
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スマートフォンの普及や通信インフラの充実で、世間では動画視聴サービスが一気に身近なものになりました。それに伴い、Web広告業界で増えているのが動画広告です。
静止画やテキストのみの広告に比べて情報量が多く、印象にも残りやすい動画広告は、マーケティング手法としてすでに定番化しました。
今回は、「これから動画広告を始めたい」「しかし運用のコツや成功への道筋が見えにくい」とお感じの方に向けて、アドフープに加盟する広告代理店が手がけた成功事例をご紹介。
さらに、動画広告における運用のポイントもまとめてお伝えします。
この記事からぜひ、動画広告運用のヒントを見つけてください。
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目次
[成功レポート]動画広告から売り上げ拡大。広告代理店が支援した4つの事例
配信約7カ月で指名からの売り上げが約2.8倍、検索数は約3.9倍に!
- 業界/商材 EC(美容)
- 広告目的 獲得数最大化、認知拡大
- KPI 売上の最大化
- 実施媒体 動画広告(YDA、YouTube、Instagram、X(旧Twitter)など)
【洗い出した課題】
クライアント様はリスティング広告における刈り取り期が順調に進んだことで、獲得数が足踏み状態になっていました。そこで指名検索数の増加を図るため、動画広告の予算拡大をご提案しました。
【打開策→成果】
ユーザーの態度変容に着目し、認知から検索へに繋がるよう動画広告を工夫。指名検索数の増加を図りました。
具体的には態度変容を可視化し、動画広告ごとに成果の良かった場合と悪かった場合の仮説を用意してから配信。結果、約7カ月間の動画広告運用で売り上げが約2.8倍、指名検索でのCVR(コンバージョン率)約115%改善、さらに検索数は約3.9倍アップしました。
また、この施策で潜在層からアプローチしたことで、配信停止後の検索数減少やCVR低下も防ぎました。
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保有データの活用で獲得目標CPAを達成。 認知施策ではリーチ数500万UU超え!
- 業界/商材 通信・アプリ
- 広告目的 利用者数の最大化
- KPI 視聴完了リーチ 500万UU、CPA 4,000円以内
- 実施媒体 Google広告、Yahoo!広告、SNS広告(X・Meta・LINE・TikTok)、SmartNews広告、YouTube広告
【洗い出した課題】
商材のターゲットは海外旅行への関心が高い層。ご相談時はサービスのリブランディングを行ったタイミングで、市場に対し改めて認知を広げたい、また利用者数を最大化したいとのことでしたので、幅広い媒体での出稿提案の中に動画広告も含めました。
【打開策→成果】
YouTubeで動画広告を出す際には、複数の動画にストーリーを持たせて制作し、ユーザーに順を追って視聴させることで、認知・認識の底上げを実行。
配信ターゲットはD2C Rが保有するデータと媒体データを使い分け、顕在層と潜在層それぞれの状況に合わせたハイブリッドな配信を実施しました。
さらに動画広告だけでなく、SNSインフルエンサー投稿を活用した第三者配信を行うことでクリエイティブの効果最大化を図り、ブランドリフトサーベイでのリフト率向上に寄与しました。クライアント様とは毎週定例会を開催し、報告に加えて次に繋がる改善策をご提案するよう心がけています。
結果、全KPIで目標を達成。資料完了リーチは500万UUを達成し、CPAは4,000円以下で押さえることができました。
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ブランド訴求の動画広告配信で、新規ユーザー数が約3.2倍に!
- 業界/商材 SaaS(人事領域の業務アプリケーション)
- 広告目的 リード件数の最大化
- KPI 資料ダウンロード数、問い合わせ数
- 実施媒体 YouTube広告
【洗い出した課題】
従来は中小企業がターゲット層であったところ、さらなる売上拡大を狙うため、LTVの高いエンタープライズ企業の獲得比率を高めたいとのご相談。ターゲット層が違えば広告クリエイティブも変える必要があるため、ブランディングを主軸に置いた動画クリエイティブをご提案しました。
また中長期的な収益拡大を見込み、短期的なリード獲得にとどまらない、未認知層に対するサービス認知拡大の必要性をお伝えしました。
【打開策→成果】
YouTube広告を使った施策では、ブランディング要素の高い動画クリエイティブを制作・配信しました。具体的な活用シーンを描いたショート動画も20本以上配信。制作にあたっては、サービスが実現したい世界観が伝わるよう、またイメージが安くならないよう配慮しました。
出稿時には、決裁権のある層に広告配信するため、興味関心や年齢でターゲットを絞り込み、視聴比率が高い時間帯や曜日を設定し最適化を図りました。
結果、広告配信前後でサイトの新規ユーザー数が約3.2倍増加。全チャネルでのリード数は約1.3倍を達成。さらに、リード獲得CPAも0.9倍に減少し、獲得リードのうち主要ターゲットだったエンタープライズ企業の比率が約2倍まで伸長しました。
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TikTokでの動画広告運用で、定期購入への転換率が約135%改善!
- 業界/商材 EC(健康食品)
- 広告目的 獲得CPAの制御、CV数の最大化
- KPI 獲得CPA
- 実施媒体 TikTok広告
【洗い出した課題】
既存のWeb広告施策で獲得CPAの高騰が課題になっており、新たな施策を検討したいとのご相談あり。動画コマースとして進化しているTikTokでの広告配信をご提案しました。
【打開策→成果】
商材のターゲット層が30歳以上の男女であることから、クライアント様は当初「TikTokはユーザー層が若い印象。ブランドイメージと合わないのでは?」と懸念を示されていました。
そこで、TikTokはユーザー層が拡大しているプラットフォームであり幅広いジャンルのコンテンツが投稿・視聴されていること、動画ならではの訴求力と拡散力(X(旧Twitter)、Instagramなど)に期待がもてること、さらに顕在層に加え潜在層まで開拓することで顧客接点の最大化に期待できることをご説明。ご納得いただいた上で施策を実行しました。
具体的には、ユニークかつTikTok上のユーザー投稿に近いクリエイティブを制作。効果検証しつつ勝ちパターンを導き出していきました。
結果、他媒体と比較して定期購入への転換率が約135%改善。初回から(お試し購入ではなく)定期購入を申し込むユーザーが多く、出稿ボリュームも主力媒体に迫る勢いになっています。
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動画広告における制作と運用のコツ・ポイント
ご紹介した事例と動画広告ならではのメリットから、動画広告の制作・運用における成功のためのポイントをまとめました。
運用のコツ①情報量が多く伝わりやすい動画であること
動画広告の大きなメリットとして、静止画やテキストの広告よりも多くの情報を載せられることが挙げられます。動画広告を配信価値が上がるのは、そのメリットを生かしてこそ。しかし、ただ情報量が多いだけではユーザーには見てもらえません。
伝わりやすい動画とは、すなわち情報が整理され、ユーザー目線で納得できる内容であることが重要です。
運用のコツ②SNSで拡散されやすい内容であること
SNSで広く拡散され、認知度を上げた商品やサービスは数知れず。おもしろい、興味深い内容の動画広告は、SNSユーザーが「他の人にも見てほしい」とシェアしてくれることが珍しくありません。そうやってシェアされた動画には、大きなマーケティング効果が期待できます。
そこで動画広告を制作する際には、ぜひSNSでの“バズリ”を意識してみましょう。ポイントは、動画冒頭の数秒で“引き”をつくり、没入感やナルホド感を与える内容で強い印象を残すこと。あっと驚くようなどんでん返しの見せ方も話題を呼びやすいです。サムネイルを設定できるプラットフォームなら、インパクトのあるサムネイルを準備するのをお忘れなく。
またSNSで話題になるためには、配信に利用するSNS選びも重要です。商材の特徴やターゲット層にマッチしたSNSを選定しましょう。
運用のコツ③配信ターゲットを詳細に設定する
動画広告メニューを提供する各種プラットフォームでは、ユーザーの属性や行動履歴、興味関心に基づいたターゲティング設定が可能です。出稿の際には、各クリエイティブを届けたいユーザーを、可能な限り詳細に設定しましょう。
そのために大切なのがペルソナを明確することです。広告はターゲットが明確であるほど効果を高めやすくなりますから、ペルソナの設定から慎重に行い、配信のタイミングや内容にも気を配りましょう。
運用のコツ④効果検証をすばやく実施する
動画広告の出稿は一度設定したら終わりではなく、PDCAを回しながら改善を重ねていくことが重要です。そのためには効果検証を実施し、ターゲット設定の見直しや配信時間、改善策の検討をすばやく行っていきましょう。
分析・改善に困ったらプロに相談を
課題解決の手法をご紹介しましたが、解決法を実施しても、動画広告の運用成果は思うように上がらないことも多いものです。
実施すべき施策の内容、分析、改善に困ったら、広告運用のプロである広告代理店に任せるのもひとつの方法。プロならではの豊富なノウハウと最新の知見で、成果への近道を切り拓いてくれます。
とはいっても「代理店ってどうやって選んだらいいの?」と迷われる方もいるでしょう。そこで次の章では、あなたの会社にとってよい代理店を見極める方法、代理店選びのポイントについて詳しくお伝えします。
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動画広告の制作から運用代行まで。頼れる広告代理店選び、7つのポイント
ポイント①動画広告の運用実績、マーケティングの知見が豊富か?
動画広告に関する過去の運用実績をチェックしましょう。実績はクライアントの課題をすくい上げ、解決してきた証です。実績が多いということは、それだけ積み重ねたノウハウがあるということ。質の高い動画制作・運用スキルを持っているはずです。
加えて、あなたの会社と同じ業界・業種で成功実績のある代理店なら、より効果的な提案が期待できます。
ポイント②動画の品質、得意なジャンルは?
ひとくちに動画広告といっても、ブランディングに適したおしゃれな動画、販売促進に効果的なプロモーション動画、アニメーション動画、CGやドローンといった最新技術を使った動画などさまざまなジャンルがあります。
たとえ実績のある広告代理店でも、制作された動画が自社の方向性に合わない、イメージと違うといった事態になると困りもの。希望する動画を制作してもらえそうか、という視点からも過去の成果物を確認しましょう。
ポイント③料金設定・見積もりが明快か?
ザックリではなく、詳細な見積もり、明快な料金設定がなされているかを入念にチェックします。
動画制作を依頼する場合、企画・制作から修正までの各工程にかかる金額や、必要な機材・スタッフ数による加算、撮影関連の費用(移動費や施設使用料)などが明記されているか。広告運用を依頼するなら、広告アカウントの開設から運用代行に関わる費用まで事前に確認しましょう。
あいまいな部分があると、修正を繰り返していたらいつの間にか費用が跳ね上がっていた、必須ではない要望が反映されたために結果として予算オーバーになった……など、思わぬトラブルの元になります。基本料金とオプション料金の区分をハッキリさせておくことをお忘れなく。
ポイント④動画制作のクリエイターが在籍しているか?
広告代理店の中には、動画制作を別会社に外注しているところがあります。外注しているケースだと、要望や変更を伝えてからレスポンスまでに時間を要する可能性も。動画制作専門のクリエイターが在籍している代理店なら、要望がストレートに伝わりやすく、またスムーズに対応してもらえる可能性が高いので安心です。
ポイント⑤運用体制は専業?分業?
代理店によって、運営専任者のいる分業制か、営業担当者が運用も行う兼任制かが異なります。
分業制の場合、運用スキルに特化した専任者によるきめ細やかな施策が期待できます。ただし、直接やり取りする窓口が営業担当者になるため、要望が伝わりきらず歯がゆい思いをする可能性も。
一方、営業担当者が運用まで行う兼任制なら、要望を直接伝えることができるので齟齬が起こりにくいと言えます。その反面、一人二役をこなしている相手ですから、きめ細かい運用は難しいかもしれません。
それぞれに良し悪しがあり、どちらを選ぶかはお好みです。
ポイント⑥作業スケジュールをシェアしてくれる?
一般的に、動画制作のスケジュールは、企画→撮影(またはアニメーション作成)→アフレコ→編集→納品の流れになります。
静止画やテキストのWeb広告に比べて各工程で関わる人が多く、そのため変更や延期が起きることもたびたび。適切な計画を立てる能力はもちろんですが、スケジュール変更があった際にきちんと共有してくれる代理店なら安心です。
スケジュール管理の姿勢についても確認しておきましょう。
ポイント⑦担当者とあなたの相性は?
円滑な運用のためには、運用担当者、もしくは窓口役を務める営業担当者との「相性」も重要です。相性は、私たちアドフープが広告主と代理店のマッチングをサポートする際に必ずアドバイスする項目の一つ。可能であれば契約前に面談の機会を設けましょう。
代理店選びは“比較検討”が重要。アドフープでスピード解決!
Web広告運用の代理店を探すときには、候補を複数挙げて比較検討することが大切です。
既にお伝えしたとおり、代理店によって、企業規模や得意分野、料金設定、担当者との相性などが異なるためです。
といっても、自力で複数の企業に問い合わせ、条件にマッチするか確認するのは多大な労力を要しますよね。
そこでご紹介したいのが、私たちイルグルムが提供する「アドフープ」。
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アドフープの強みは、手間も費用もゼロで貴社に適した広告代理店が見つかること。
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ご登録前でもチェックできる「広告代理店一覧」
お申込前でも、登録代理店の一覧から今回ご説明した諸条件「制作体制の有無」「得意な業種・業界」「成果報酬の有無」などを事前にチェックできます。
どういった代理店が加盟しているのか、ご興味があれば一度ご覧ください。
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