リスティング広告の成功事例12選。改善に貢献した実績豊富な広告代理店もあわせてご紹介
この記事をシェアする
Web広告の中でも比較的始めやすく、コンバージョンに繋がりやすいことから、多くの企業がマーケティング施策として導入しているリスティング広告。
しかし運用を続ける中で思うような成果が出ず、頭を悩ませているマーケターの方も少なくないのではないでしょうか。
今回は、アドフープに加盟している実力派代理店の成功事例とともに、リスティング広告に関する運用・改善のコツを解説します。
実力のある広告代理店を「アドフープ」が完全無料でご紹介します!
⇒お問い合わせ、ご相談はこちらから
目次
課題別に見るリスティング広告[成功事例12選]
コンバージョンレート(CVR)の課題を改善した事例5選
広告の“ムダ”を削減し、2カ月目から獲得数300%アップを達成
- 業界/商材 BtoB向けSaaS(食関連)
- 広告目的 集客数アップ、CPAのコストカット
- KPI CPA 4万円以下、CV数 7件/月
- 実施媒体 Googleリスティング広告、GDN
【洗い出した課題】
クライアント様は、食品撮影や食品開発をマッチングするプラットフォームで広告を出稿されていたものの、インハウス運用で限界を感じたとご相談あり。
当時の最大の課題はCPAの高騰でした。ニッチな市場でCVが少なく、またターゲット外の個人ユーザーが広告から流入する事態も起きていることが原因でした。
【打開策→成果】
ターゲット外である個人ユーザーの流入を防ぐため、まずは出稿キーワードの大幅な見直しを実施。さらにデバイスや年齢、時間帯なども調整し、広告費用のムダを削減しました。
クライアント様へのご説明ではわかりやすさを重視し、過去の運用の良くなかった点やターゲット範囲についてなど、イメージ図を用いて認識を共有。
結果、運用を担当して2カ月目からお問い合わせ数300%アップを達成。CPAも目標額内に収まるよう改善できました。
この成功例を実現した代理店はこちら!
⇒ 「トゥモローマーケティング株式会社」の詳細をみる
獲得件数のブレを安定させ、CPAは従来の約半分に改善
- 業界/商材 不動産・駐車場ポータルサイト
- 広告目的 CV数=申し込み数の最大化
- KPI CPA目安 7,000円(月によってはCPAよりもCV数の最大化を重視)
- 実施媒体 Googleリスティング広告、Yahoo!リスティング広告、Googleディスプレイ広告、Yahoo!ディスプレイ広告、LINE広告
【洗い出した課題】
月によって安定したCV獲得件数が確保できないとお悩みの状態で、ご相談がありました。ヒアリングしたところ、媒体ごとの予算配分が適切にできていないという課題も見えてきました。
【打開策→成果】
まずはアカウント構造の変更を実施。媒体の推奨設計と弊社不動産業界の運用ノウハウを掛け合わせ、自動入札の機械学習が働きやすいよう作り替えました。
また、Web広告効果測定ツール「アドエビス」の導入を支援し、初回接触からCVまでのユーザー経路を分析。その結果から、予算配分の見直しと、初回接点の創出に効果的と思われる新規媒体(SNS広告)の出向をご提案しました。
その後、配信開始から5カ月でCPAが11,000円から6,000円にダウンし、以降も6,000円~7,000円で安定化。さらに、課題であったCV獲得件数も安定し、毎月150件前後を安定的に獲得できるようになりました。
この成功例を実現した代理店はこちら!
⇒ 「株式会社オプティマイザー」の詳細をみる
新サービスの勝ちパターン創出でリード獲得最大化を実現
- 業界/商材 SaaS
- 広告目的 見込み顧客のリード獲得数最大化
- KPI CV 25件以上/月
- 実施媒体 Facebook広告、Googleリスティング広告
【洗い出した課題】
新サービスのため新規集客の方法に悩まれており、リード獲得方法を模索する必要がありました。
【打開策→成果】
LP・バナー制作から支援を行い、複数パターンにて配信を開始。配信結果を元にPDCAサイクルを高速で回し、強いクリエイティブを作り上げていきました。サービスが既存の考え方にない内容だったためGoogle一般ワードでの獲得は苦戦しましたが、Facebook広告で勝ちパターンを見つけたため、Facebook広告に予算を寄せて運用。
初動では検索がほぼなかった指名ワードでの獲得が増加し、全体CPAの押し下げを実現。配信開始から3カ月目で、KPIである「ひと月に25件以上」を達成しました。
この成功例を実現した代理店はこちら!
⇒ 「株式会社Five(ファイブ)」の詳細をみる
勝ちパターンを発掘してCV約381%増加、CPAは約46%改善!
- 業界/商材 コスメ
- 広告目的 トライアルセット申し込み数の最大化
- KPI CPA 約15,000円以内
- 実施媒体 Googleリスティング広告、Yahoo!リスティング広告、GDN、YDA
【洗い出した課題】
リスティング広告、ディスプレイ広告での獲得が伸び悩んでいるとのご相談。
ヒアリングしたところ訴求軸が一辺倒であり、ターゲットを拾い損ねているのではと読み取りました。
【打開策→成果】
リスティング広告では広告設計と広告文を抜本的に見直し、効果が出やすい仕様に最適化を実施。また自動入札機能の活用法を改善し、CPAの改善に繋げました。クリエイティブではコスメ業界のノウハウを盛り込み、訴求軸を網羅的にした上でPDCAを回したことが勝ちパターン発掘に繋がり、クリック率とCVRの改善を達成。
媒体ごとに担当を配置し、コミュニケーションの円滑化を図ったことも功を奏しました。
この成功例を実現した代理店はこちら!
⇒ 「株式会社Lifunext(ライフネクスト)」の詳細をみる
月間CV獲得数を約1.5倍に改善!
- 業界/商材 化粧品(単品通販)
- 広告目的 CV=定期購入者数の最大化(CPO厳守)
- KPI CPO 10,000円
- 実施媒体 リスティング広告、ディスプレイ広告
【洗い出した課題】
「商材の認知が低く、商材名を含む顕在キーワードでのCV獲得が難しい」とのご相談。ヒアリングしてみると配信キーワードや設定内容に問題はなく、訴求軸・クリエイティブの内容に課題感がありました。
【打開策→成果】
年齢別・関心別などターゲットの属性に合わせ、キーワードやクリエイティブを設定。クリエイティブ(広告・LP)のPDCAを高速で回すことに注力しました。
競合が多い中で実績訴求が効果的であると実感したため、クライアント様と連携し定期的に数値を更新。また、当時β版だったGoogle広告のスマートディスプレイキャンペーンをいち早くご提案し、あわせてコンバージョン課金を利用することで、CPO目標を達成した状態での獲得拡大(CV約1.5倍)に繋がりました。
この成功例を実現した代理店はこちら!
⇒ 「ブルースクレイ・ジャパン株式会社」の詳細をみる
予算に直結する課題(CPA/ROAS/ROI)を改善した事例7選
部分一致の導入&広告文改善で、CTR約2.5倍を達成。CPC・CPAも低下!
- 業界/商材 通信・アプリ
- 広告目的 光回線のWeb申込数の最大化
- KPI CV数 400件/月、CPA 30,000円以下
- 実施媒体 Googleリスティング広告、Yahoo!リスティング広告
【洗い出した課題】
前代理店からのリプレイスでしたが、当時は目的別の入札戦略が行われておらず、すべての広告の有用性が「低い」もしくは「平均的」と評価せざるを得ない状態で、広告アカウントの最適化の余地が大きいと考えました。
【打開策→成果】
当社での運用開始をきっかけに、アカウント全体の抜本的な設定変更を実施。変更したのは、主に次の2点です。まず、キーワードのマッチタイプを変更。過去のCVデータを分析し、高い獲得効率が見込めるキーワードをマッチタイプ「部分一致」に変更しました。
もう一つが広告文の見直しです。見出し・説明文のバリエーションを入稿可能な最大数まで増やし、既存の広告文も過去の獲得データを元に改善。地道な仮説検証で効果計測→改善を繰り返し、効果の高い広告アセットをあぶり出しました。
その結果、CTRは約250%上昇。CPCは約50%、CPAは約30%低下し、大変喜んでいただきました。
この成功例を実現した代理店はこちら!
⇒ 「株式会社オーリーズ」の詳細をみる
CPAを約30%改善。成約率が高い見込み客の獲得比率アップにも成功!
- 業界/商材 葬儀業界
- 広告目的 CV数の最大化、CVの質の改善
- KPI 葬儀の問合せ獲得
- 実施媒体 Googleリスティング広告、Yahoo!リスティング広告
【洗い出した課題】
ご相談当時、葬儀ポータルサイトなどの業界参入の影響から各社がWeb広告を強化し、CPAが高騰していました。また葬儀単価の下落により収益性が悪化。CPAの改善とあわせ、問合せの質の改善も求められている状況でした。
【打開策→成果】
まずは実際の顧客情報をヒアリングし、LPコンテンツを刷新。顧客心理に基づいたシンプルなデザインに変更した結果、約3カ月の広告配信でCVRの大幅改善とCPA約30%改善に成功しました。
あわせてCV経路別の成約率を分析し、流入経路と広告文を変更。成約率の高い見込み顧客の獲得比率も大きく向上しました。
この成功例を実現した代理店はこちら!
⇒ 「株式会社Roseau Pensant(ロゾパンサン)」の詳細をみる
顧客獲得件数が半年で約10倍に拡大!
- 業界/商材 人材紹介・派遣、マッチング
- 広告目的 ユーザー(BtoC)側の会員登録
- KPI CPA 30,000円以内で月100件のCV獲得
- 実施媒体 Googleリスティング広告、GDN、Meta広告(Facebook/Instagram)
【洗い出した課題】
CV単価が高いこと、売り上げに至らないCVユーザーが多いことが課題。運用状況を確認すると、自動入札におけるアカウント構成や広告文の設計が甘いこと、また集客から顧客化の全体最適化を図れていないことが壁になっていました。
【打開策→成果】
まずはキーワードのマッチタイプ調整や広告グループの再構築を実施。CV数を伸ばしたところで、CV単価の改善のためランディングページの改良を行いました。最後にフォームの設問を調整し、顧客ランクが良好なユーザー(売上につながりやすいユーザー)の割合を10%上げることに成功。
ソイルが誇る“スピーディーかつ継続的な実行”により、約半年の運用で、月間CV数は10件程度だったところ117件に、CV単価は最高22,000円まで改善しました。
この成功例を実現した代理店はこちら!
⇒ 「SOIL(ソイル)合同会社」の詳細をみる
アフィリエイト依存から脱却し、CPAを約34%改善。広告予算も増額に!
- 業界/商材 ダイエットサプリメント
- 広告目的 新規顧客の獲得
- KPI CPA 6,000円
- 実施媒体 Google広告、Yahoo!広告、Meta広告(Facebook、Instagram)、LINE広告、ASP
【洗い出した課題】
新規獲得の9割以上をアフィリエイトに依存しており、競合も多く広告単価が高騰傾向に。
アフィリエイト依存からの脱却には運用型広告の強化が必須。CPA引き下げには緻密な戦略設計が求められました。
【打開策→成果】
運用型広告からの獲得では大半が指名ワードだったため、一般ワードの追加+悩み訴求を強めたLPで広告配信を実施。CPA改善のためにはまずプロダクトコンサルティングし、初回購入へのハードルを引き下げつつ解約率を下げるようプロモーション施策の改善を提案。クリエイティブは月100本ほどパターンを出し、高速でPDCAを回しました。
結果、従来のアフィリエイト依存からの脱却に成功し、新規媒体での運用と広告パフォーマンスの最適化によりCPAを約34%改善。広告予算も増額となりました。
この成功例を実現した代理店はこちら!
⇒ 「株式会社Riglef(リグレフ)」の詳細をみる
CPAを約300%改善。36,000円~40,000円→12,000円前後に!
- 業界/商材 BtoB(決済代行)
- 広告目的 CV=オンライン決済申し込みの最大化
- KPI CPA 20,000円以内
- 実施媒体 Yahoo!広告、Google広告
【洗い出した課題】
業界的にクリック単価が高騰しており、インハウス運用で行き詰まったとご相談。メインとなるキーワードがない業種だったため、検索ワードの可視化が課題でした。
【打開策→成果】
ツールを用いてCVに至ったユーザーがどういった派生ワードで検索しているかを可視化。突き止めたワードを広く網羅し、リスティング広告のキーワード選定を見直しました。あわせてアカウントを再構成し、申し込み率を維持したままクリック単価を下げることに成功。CPAも約1/3まで削減できました。
この成功例を実現した代理店はこちら!
⇒ 「株式会社イーエムネットジャパン」の詳細をみる
目標ROASを達成した上で、配信金額を月200万円以上まで拡大
- 業界/商材 美容医療系サロン
- 広告目的 ROASを維持しつつ顧客獲得数を最大化
- KPI ROAS 300%以上
- 実施媒体 Googleリスティング広告、Yahooリスティング広告
【洗い出した課題】
課題はクライアント様側で明確化されており、「目標ROAS内で獲得件数を最大化すること」がご希望でした。
【打開策→成果】
目標を達成するために、まずは獲得効率の最適化(CVR・CPA改善)に注力。「口コミ」や「おすすめ」など評判系ワードと、「費用」「値段」など料金系ワード、ニーズが異なる検索語句ごとに記事LPを制作。品質スコアを向上させてCPAを下げることに成功しました。
加えて、制作したLPの最適化も迅速に実行し、広告文と同じようにLPのABテストを回して基礎的なCVRの向上を実現。
結果、目標ROASを達成しつつ、配信金額を月200万円以上まで拡大しました。
この成功例を実現した代理店はこちら!
⇒ 「株式会社sizebook(サイズブック)」の詳細をみる
CPA、CVともに大幅改善し、ROI(投資対効果)を高めることに成功!
- 業界/商材 ブランド買取
- 広告目的 ROI(投資対効果)最大化
- KPI 無料査定申し込み
- 実施媒体 Yahoo!広告、Google広告
【洗い出した課題】
すでにWeb広告を実施中だったクライアント様。しかしどのキーワードからどの程度の収益が得られるかを整理できておらず、広告費の投資先の判断ができていない状況でした。
【打開策→成果】
クライアント様に情報共有をお願いし、取り扱いブランドやシリーズ名の一覧からキーワードの網羅性を高めました。その上でキーワードごとの収益性・目標値を整理し、CPA重視の運用からROAS(広告の費用対効果)を重視した運用に切り替えを実施。オンライン上で完結しないビジネスであるため、リアルでの実反響の変化も確認し、クライアント様と効果進捗の共通認識を持つように努めました。
結果、CPAは約60%改善、CVを約3倍に拡大しながらROIの改善に成功しました。
この成功例を実現した代理店はこちら!
⇒ 「株式会社メディックス」の詳細をみる
リスティング広告の成果を上げる方法
まずは課題を分解し、改善点を見つける
リスティング広告の成果が思うように上がらない。そんなときはキャンペーンの組み方や予算配分、広告文など施策を改善する必要があります。
ですが、闇雲に取りかかっても期待する結果にはなかなかならないでしょう。広告運用に限らず、ビジネスで壁を乗り越えるには「優先的に手をつけるべき課題は何か」を把握する必要があります。そこで役立つのが「ロジックツリー」です。
解決すべき課題を捉えるために「ロジックツリー」を活用する
ロジックツリーとは、ある物事に含まれる要素を階層的に分解し、論理的に整理するためのフレームワークです。問題の分析や原因特定、解決法の検討に役立つ手法としてビジネスシーンでもよく活用されています。
主なロジックツリー
要素分解ツリー(Whatツリー)
- ある物事を構成する要素を分解・整理する。
- 全体像が把握しやすくなる。
原因究明ツリー(Whyツリー)
- ある事象や問題の原因を列記し、整理する。
- 原因を明らかにすることで具体的アクションに繋げる。
問題解決ツリー(Howツリー)
- 目的・目標を達成するための手法を列記、整理する。
- 解決策を特定し、優先順位をつけることに役立つ。
今回は「問題解決ツリー」を使い、ロジックツリーを「リスティング広告を改善するための課題」を明らかにしてみましょう。
まず、リスティング広告運用の目的は、おおよそ「限られた予算の中で、より多くのCVを獲得すること」です。これを出発点とし、要素に置き換えると「コンバージョン単価(CPA)を下げる」「コンバージョン数(CV)を増やす」の2つに分けることができます。
ここからさらに“それを達成するには?”と細かく要素を分解していき、作成した「問題解決ツリー」は以下のとおりです。
一番下の階層で、具体策を講じるべき課題が明らかになりました。いかがでしょうか。このツリーを見れば、現状どこから手をつけるべきかが見えてくるのではないでしょうか。
では次に、それぞれの課題について改善のコツをお伝えします。
[課題別]具体的な改善方法はこれ!
上のロジックツリーで見えてきた課題別に、具体的な改善方法の一部をご紹介します。
課題:表示回数(IMP)を増やす → キーワード選定とマッチタイプの活用
広告の露出を増やすには、より多くのユーザーの検索にマッチするようにキーワードの選定と設定を見直しましょう。関連性のある検索キーワードを増やし、マッチタイプは一番拡張性の高い「部分一致」で様子を見るのもよいでしょう。
課題:クリック率(CTR)を上げる → 広告文を見直す
CTRに大きな影響を与えるのは広告文です。ターゲット層の興味をひく言葉を選んでいるか、インパクトのあるキャッチコピーになっているか、今一度検討しましょう。
特に大切なのが、広告文をユーザーニーズに合わせることです。そのために大いに有効なのが、検索キーワードやユーザー属性を広告文に含むこと。たとえば「○○したい30代女性におすすめ」や「○○にお悩みのパパ必見」といった広告文は、ユーザーの検索意図にマッチすることをストレートに訴求でき、CTR向上が期待できます。「○○月までがお得」「今だけの限定」など限定感を出すのも効果的です。
課題:コンバージョン率(CVR)を上げる → ランディングページ(LP)最適化
コンバージョン率は、リスティング広告の遷移先となるLPの質が成果を左右するといわれています。LPで特に重要なのが、はじめに目に入るファーストビューの“引き”の強さ。そしてスムーズに入力できる申し込みフォームの存在です。A/Bテストやヒートマップ分析を駆使して改善しましょう。
課題:クリック単価(CPC)を下げる → 広告ランクを上げる
入札単価を抑えるための近道は、広告ランクを上げることです。
ご存じの方も多いと思いますが、広告掲載を決めるオークションは、入札価格だけで決まるものではありません。推定クリック率(推定CTR)や検索キーワードとの関連性、LPの利便性など、複数の要素から広告を評価する品質スコアというものが付与され、その品質スコアを基準にした広告ランク(オークションランク)が加味されて掲載が決定する仕組みになっていす。広告ランクが上がれば、従来よりもCPCを抑えることが可能になります。
さらに上手く運用するために:PDCAサイクルを回す
リスティング広告の出稿は一度設定したら終わりではなく、PDCAを回しながら改善を重ねていくことが重要です。そのためにはナレッジの蓄積や課題の共有、運用体制を整えるなど、担当スタッフが緻密な戦略実行に注力できるだけの環境を整えることも重要なポイントです。
分析・改善に困ったらプロに相談を
問題解決の手法をご紹介しましたが、解決法を考案して実施しても、リスティング広告の運用成果は思うように上がらないことも多いものです。
実施すべき施策の内容、分析、改善に困ったら、広告運用のプロである広告代理店に任せるのもひとつの方法。プロならではの豊富なノウハウと最新の知見で、成果への近道を切り拓いてくれます。
とはいっても「代理店ってどうやって選んだらいいの?」と迷われる方もいるでしょう。そこで次の章では、あなたの会社にとってよい代理店を見極める方法、代理店選びのポイントについて詳しくお伝えします。
実力のある広告代理店を「アドフープ」が完全無料でご紹介します!
⇒お問い合わせ、ご相談はこちらから
これで失敗しない! 相性の良い代理店に出会う選定ポイント
代理店選びのポイント①料金が明確で予算にあっているか
運用代行を依頼する場合、代理店には「広告費用」と「運用手数料」を支払うことになります。
見積もりの際には、各項目の内容が詳細に記載されているか、明快な料金設定がなされているかをチェックし、全体が予算内に収まるか確認しましょう。あいまいな部分があると、いつの間にか費用が跳ね上がっていた、必須ではない要件がオプションとして含まれていたなど、思わぬトラブルの元になります。
また運用手数料は、広告費に対して決まった割合を請求する定率型を採用している代理店が多く、ほとんどの代理店がこの運用手数料の売上で事業を営んでいます。ビジネスですから価格交渉は可能ですが、値引き=代理店側の運用リソースを一部削ってしまう点は要注意です。お互いに十分納得していないと、運用時に思わぬしわ寄せが来る可能性も。
代理店選びのポイント②最低利用期間や最低出稿金額の制限があるか
代理店の中には、「ひと月あたり○○万円以上のWeb広告を出してください」「契約期間は○○カ月以上にしてください」と、出稿金額や契約期間に条件を設定しているところがあります。もし契約や出稿を停止したい、広告予算が変更になったなどの場合、意図しない出費(違約金など)が発生するかもしれません。自社の条件にマッチするかきちんと確認を。
代理店選びのポイント③業種、業界の知見があるか
いくら実績が豊富な代理店でも、業界に疎いと的を射た施策は期待できません。それぞれの代理店は化粧品関係、不動産関係、サービス関係など得意分野をもっています。あなたの会社の業界に精通した代理店を探しましょう。
同業他社で成果を出したことがある代理店なら、あなたの会社にも成果をもたらしてくれる可能性が高いと言えます。
アドフープでは、各業界の成功事例を元にしたおすすめ代理店をご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
- [BtoB業界]おすすめ代理店一覧
- [EC業界]おすすめ代理店一覧
- [不動産業界]おすすめ代理店一覧
- [金融業界]おすすめ代理店一覧
- [人材業界]おすすめ代理店一覧
- [美容業界]おすすめ代理店一覧
- [アパレル業界]おすすめ代理店一覧
代理店選びのポイント④媒体の認定を受けている代理店か
Google広告やYahoo!広告などの広告媒体では、優れた実績を持つ代理店に認定パートナーの称号を与えています。広告媒体からの認定は、安心して代行を任せられるかどうかの目安となるでしょう。
加えて、多くの広告媒体は、認定代理店に対して優先的なサポート(限定ツールやセミナーなど)を実施しています。そのため認定代理店であれば、常に最新の情報に基づいた運用が期待できる点も大きなメリットです。
代理店選びのポイント⑤広告アカウントの閲覧や譲渡が可能か
運用に用いる広告アカウントについて、①情報共有が可能かどうか、②引き継ぎが可能かどうか……を確認しましょう。
①は運用中、自身で課題を洗い出したり改善策を検討したりする際に必要になります。②は、契約終了の際にアカウントを譲渡してくれるかどうかを意味します。②に関しては「引き継ぎできればラッキー」くらいに思っておくのがよいでしょう。というのも、アカウント構成には代理店のノウハウが詰まっています。他社にそのデータが渡るということは、代理店にとって手の内を見せるということと同じだからです。
代理店選びのポイント⑥複数の代理店を比較検討すること
最後に、代理店選びの最大のポイントとして、①~⑤までの条件をクリアする代理店を複数見つけ、比較検討することをおすすめします。
提案内容の妥当性を見極めるため……というのはもちろんですが、加えて運用担当者(営業担当者)との相性を見極めるためです。どんなに知名度の高い広告代理店であったとしても、結局のところ、実際の仕事は担当者の人柄や働きぶりによって大きく左右されます。
- 成果アップのために共に働いていきたいと思えますか?
- パートナーとして仕事を任せたいと思えますか?
候補となる広告代理店が複数合ったとしても、最終的な決め手となりうるのがこの点です。コミュニケーションを通して気持ちよく付き合っていける相手かどうか、相性は数値化、視覚化できないポイントですので、意識して選定に臨みましょう。
たくさんあって選べない?アドフープなら相性の良いリスティング広告の運用代行代理店が見つかります
リスティング広告の依頼先を探すときには、候補を複数挙げて比較検討することが大切。それは代理店によって企業規模や得意分野、料金設定、担当者との相性などが異なるためです。といっても、自力で複数の企業に問い合わせ、条件にマッチするか確認するのは多大な労力を要しますよね。
そこでご紹介したいのが、私たちイルグルムが提供する「アドフープ」。
Webマーケティング領域に特化したマッチングプラットフォームで、「○○を外注したい」という企業様と、「○○で実績がある」という代理店を引き合わせるためのサービスです。
上でご紹介した以外にも、リスティング広告の運用代行で実績のある企業が多数加盟中!
アドフープで叶えられること
- 広告代理店の選定に、手間も時間もかけさせません
- 細かな条件まで指定OK。求める条件を共有するだけ
- 完全無料でスピード解決。アドフープが条件に合う代理店をご紹介
- マッチする代理店が見つかる確率は92%!
アドフープの強みは、手間も費用もゼロで貴社に適した広告代理店が見つかること。
最短即日で候補代理店の中から、実力のある広告代理店をご紹介します。
これまでアドフープをご利用になった広告主様がどういった点に満足されたのか、「お客様の声」を掲載していますので、ぜひご覧ください。
ご登録前でもチェックできる「広告代理店一覧」
お申込前でも、登録代理店の一覧から今回ご説明した諸条件「制作体制の有無」「得意な業種・業界」「成果報酬の有無」などを事前にチェックできます。
どういった代理店が加盟しているのか、ご興味があれば一度ご覧ください。
会社情報や実績、得意分野などが確認できる代理店一覧はこちら
この記事をシェアする
他の記事をみる
ご利用は完全無料
受付時間平日10:00-18:00(土日祝除く)